国内外のイニシアティブ

責任投資原則(PRI: Principles for Responsible Investment)

国連が2005年に公表した責任投資原則(PRI)は、世界経済で大きな役割を果たす金融業界が、投資を通じて環境問題や社会問題、企業統治について責任を全うしていく際の具体的な施策を6つの項目で明示しています。この原則に署名することにより、機関投資家が受益者のために長期的視点に立ち最大点の利益を追求する義務を遂行するにあたり、その意思決定プロセスにESG課題(Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治))を可能な限り反映させることを約束します。

日興アセットマネジメントは2007年10月にこの原則に署名し、PRIの原則に則った投資活動が行なえるよう、運用部門が連携を図り業務にあたっています。

責任投資原則(和文)

  1. 私たちは投資分析と意志決定のプロセスにESGの課題を組み込みます。
  2. 私たちは活動的*な(株式)所有者になり、(株式の)所有方針と(株式の)所有慣習にESG問題を組み入れます。
  3. 私たちは、投資対象の主体に対してESGの課題について適切な開示を求めます。
  4. 私たちは、資産運用業界において本原則が受け入れられ、実行に移されるように働きかけを行います。
  5. 私たちは、本原則を実行する際の効果を高めるために、協働します。
  6. 私たちは、本原則の実行に関する活動状況や進捗状況に関して報告します。

*「活動的」とは「株主責任を自覚したモノいう投資家」ということを指します。そして、株主責任を意識した責任ある投資家として活動的であることを意味する。

PRIの全文はこちら

持続可能な社会に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)

「持続可能な社会に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)」は、持続可能な社会の形成のために必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関の行動指針として設立されました。
事務局を環境省に置き、民間の金融機関で構成される起草委員会が検討を重ねたもので、日興アセットマネジメントも発足当初より起草委員会の一員として参画し、署名しております。

ご参考:持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)

  1. 自らが果たすべき責任と役割を認識し、予防的アプローチの視点も踏まえ、それぞれの事業を通じ持続可能な社会の形成に向けた最善の取組みを推進する。
  2. 環境産業に代表される「持続可能な社会の形成に寄与する産業」の発展と競争力の向上に資する金融商品・サービスの開発・提供を通じ、持続可能なグローバル社会の形成に貢献する。
  3. 地域の振興と持続可能性の向上の視点に立ち、中小企業などの環境配慮や市民の環境意識の向上、災害への備えやコミュニティ活動をサポートする。
  4. 持続可能な社会の形成には、多様なステークホルダーが連携することが重要と認識し、かかる取組みに自ら参画するだけでなく主体的な役割を担うよう努める。
  5. 環境関連法規の遵守にとどまらず、省資源・省エネルギー等の環境負荷の軽減に積極的に取り組み、サプライヤーにも働き掛けるように努める。
  6. 社会の持続可能性を高める活動が経営的な課題であると認識するとともに、取組みの情報開示に努める。
  7. 上記の取組みを日常業務において積極的に実践するために、環境や社会の問題に対する自社の役職員の意識向上を図る。

以上

カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)

カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)は、機関投資家が連携して企業に対して気候変動の戦略や、具体的な温室効果ガスの排出量に関する公表を求めるプロジェクトで、回答された質問表は公開され、取組み内容に応じたスコアリングは企業価値を測る一つの重要指標になります。日興アセットマネジメントでは、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクトに賛同し、署名参加しています。

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