Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

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2018年1月12日

Vol.1307 過去の好パフォーマンス資産から考える

2017年の金融市場では、米国におけるトランプ政権の政策の不透明感や金融引き締め観測、北朝鮮などを巡る地政学リスクの高まりを背景に、投資家のリスク回避姿勢が強まる局面もみられました。しかし、主要国の景気回復が鮮明になるなか、米税制改革に対する期待や良好な企業業績などを背景に、株式資産は、1年を通して堅調に推移しました。インフレ率の上昇ペースが鈍く、欧米の緩和縮小のペースが緩やかになると見込まれたことも、安心感につながりました。新興国の株式は、中国を中心に新興国の経済成長が加速に向かい始めたことなどを背景に、主要資産のなかで特に大きく上昇しました。また、債券資産は、1年を通して底堅く推移しました。日本株式は、10月の衆議院選挙での連立与党の優勢・勝利などを受けて大きく上昇し、年末には、1992年1月以来の高値をつける展開となりました。日本REITについては、長期金利上昇への懸念などによる資金流出を背景に、軟調となりました。

過去の主要資産の年間パフォーマンスの推移を振り返ると、パフォーマンスの良い資産は一定ではなく、また、各資産の騰落には法則性もみられません。そのため、中長期において運用成果を向上させるためには、好パフォーマンスをあげる資産を当てることに重きを置くのではなく、個人のリスク許容度に合わせて、国内外の幅広い資産に分散投資を行なうことが重要といえそうです。

【図表】■主要資産の年間パフォーマンス(2010年~2017年:円換算ベース) グラフを拡大

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

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