• いまのところ、米国にとっても中国などにとっても対象は小規模
  • 「貿易戦争」などと表現するほど、投資家にとって問題は悪化していない
  • 投資家としての冷静さが大事:これから見ておくべきポイント

いまのところ、米国にとっても中国などにとっても対象は小規模

3 月後半、株式や為替市場などのブレ(ボラティリティ)が大きくなっているが、その理由の一つとして、米国トランプ政権による貿易政策が挙げられる。確かに、現在の世界経済のトレンドは、「米国の雇用拡大⇒賃金上昇⇒消費拡大⇒貿易拡大を通じた世界の成長」といった因果関係にあるので、最後のステップである貿易拡大が止まってしまうことは、大きな問題だ。しかしながら、最近の市場動向や報道などから受ける筆者の印象は、投資家の過剰反応にみえる。