すべてのレポート

 




2018年04月

エマージングマーケット・クオータリー: ボラティリティの中を「悠然」と進む

2018年第1四半期の市場は急激な変化に見舞われた。1月は、ボラティリティが極めて低いなかで相場が高騰を続ける「メルトアップ」局面にあったが、2月の初めにはボラティリティが急上昇し、それ以降市場では神経質な展開が続いた。

マルチアセット Balancing Act

本当であれば米現政権の試行錯誤よりも市場のファンダメンタルズについて議論したいところだが、2018年第1四半期は前者への言及をほぼ避けては通れない状況となった。多くの米国株投資家にとって、トランプ大統領との関係は2017年の終わりにどん底に達した。

アジア株式 Monthly Outlook

世界中で市場のボラティリティが大幅に高まるなか、3月のアジア株式市場(日本を除く)は米ドル・ベースのリターンが-1.5%となった。世界的な貿易戦争への懸念や米国のテクノロジー・セクターの下落が市場センチメントの大きな重石となった。

アジア債券 Monthly Outlook

3月の米国債市場は、比較的狭いレンジでの推移となるなか、イールドカーブがブル・フラット化し、短期債の利回りが上昇する一方で中長期債の利回りが低下した。


2018年03月

マルチアセット Balancing Act

市場では、以前よりもボラティリティが高い状況が続いている。ボラティリティ再上昇の引き金となった要因は一見、インフレ懸念の高まりや、前月の初めに見られた高レバレッジのボラティリティ・ショートポジションの巻き戻しであった。今では、そうした要因のリストに保護主義の強まりや全面的な貿易戦争をめぐる懸念も加わっている。

アジア株式 Monthly Outlook

グローバル株式市場(新興国を含む)の米ドル・ベースのリターンが-4.1%となるなか、アジア株式市場(日本を除く)は同リターンが-5.0%となった。米国の経済指標が景気の加速を示したことを受けてインフレ懸念やFRBの利上げペース加速観測が高まるなか、世界中の市場は神経質な展開となり、アジア株式も打撃を受けた。

アジア債券 Monthly Outlook

2月の米国債市場は一段と売り込まれ、イールドカーブ全体にわたって利回りが0.11~0.20%程度上昇した。利回りの上昇を誘発したのは景気の加速を示した同国の経済指標で、特に1月の雇用統計では時間当たり平均賃金が大きく上昇し、労働市場の逼迫状況が賃金の上昇につながり始めたことが示唆された。


2018年02月

マルチアセット Balancing Act

当社の2018年の市場展望において、先進諸国の中央銀行が大規模な緩和策を徐々に解除するにつれ、ボラティリティが高まるとの見解を示したが、ボラティリティが過去数週間ほどの猛烈な急上昇を見せると想像していた者はほとんどいなかっただろう。インプライド・ボラティリティの指数であるVIXは、1日(実際には数時間)のうちに100%を超える上昇を示したが、これは前代未聞の事態だ。

アジア株式 Monthly Outlook

2018年のアジア株式市場(日本を除く)は好調な出だしを見せ、堅調な経済成長や企業収益をめぐって楽観ムードが広がるなか、米ドル・ベースのリターンが+7.6%となった。

アジア債券 Monthly Outlook

1月は米国債利回りが急上昇した。先進国と新興国の両方からマクロ経済に関してポジティブなニュースが届いたことにより、世界経済が近年の潜在成長率を上回る成長を維持できるとの期待が広がった。


2018年01月

マルチアセット Balancing Act

過去数年間、当社マルチアセット・チームが懸念してきた主要リスクの1つは、資産クラス全般が正相関を示すようになる可能性であった。2017年はその正相関シナリオが考え得る限りで最良の形で展開し始め、資産クラス全般にわたってリターンが大きなプラスとなった。

アジア株式 Monthly Outlook

12月のアジア株式市場(日本を除く)は米ドル・ベースのリターンが+2.7%となり、新興国を含むグローバル株式市場(リターン+1.4%)をアウトパフォームした。アジア諸国の通貨が概して対米ドルで上昇したのに加え、米共和党による税制改革法案の経済的インパクトやコモディティ相場の上昇をめぐって楽観ムードが高まったことから、アジア地域(日本を除く)の全ての株式市場が米ドル・ベースでプラスのリターンを示した。

アジア債券 Monthly Outlook

広く予想されていた通り、FRBは12月、政策金利を0.25%引き上げて年内3度目となる利上げを実施した。公表された「経済見通し」(SEP)のドット・チャート(政策金利見通し)の中央値は、2018年が利上げ3回、2019年が2回超で変化はなかったが、2020年の見通しについては利上げ1回分近く上昇した。


2017年12月

アジア株式 Monthly Outlook

11 月のアジア株式市場(日本を除く)は、域内の各国通貨が概して対米ドルで上昇したため、米ドル・ベースのリターンが+0.6%となった。同市場の代表的なインデックスは月中、米国株式に追随して上昇し、10 年ぶりの高値に近づいた。

About Nikko Asset Management

運用資産総額* 239,348億円**
就業者数*** 841
ポートフォリオマネージャー 109
アナリスト/エコノミスト/ストラテジスト 44
トレーダー/その他スペシャリスト 42

* 運用資産総額(投資助言を含みます。)とその内訳比率は、日興アセットマネジメント株式会社、および海外子会社を合計したものです。

** 2018年6月末現在。

*** 2018年6月末現在。日興アセットマネジメント株式会社、および連結子会社の役社員を含む。