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チリ
豊かな鉱山資源の獲得が経済繁栄をもたらした国
Chile Data
プロフィール
チリ
●国名:チリ共和国
●人口:1,675万人(2008年、IMF)
●面積:75万6,000km2(日本の約2倍)
●GDP:1,694億5,800万米ドル(2008年、IMF)
●1人当たりGDP:1万116.97米ドル(2008年、IMF)
●経済成長率:3.163%(2008年、IMF)
●主要産業:鉱業、商業、農業、農産加工業
●主要貿易品目:
輸出/銅、モリブデン、木材・チップ、サケ・マス、メタノール、果物、魚粉
輸入/石油・石油製品、輸送機器、通信機器、金属製品、天然ガス、化学製品
●言語:スペイン語
●通貨:ペソ
●気候: 砂漠気候から地中海性気候まで、地域によって異なる。
●格付:AA(S&P)、A1(ムーディーズ)
●株式時価総額:1,483億8,460万米ドル
砂漠地帯やフィヨルド、そして内陸部にはアンデス山脈が横たわり、ひとつの国とは思えないほどのさまざまな景観が広がるチリ。1879年に起こった太平洋戦争で、硝石生産地帯とチュキカマタ銅鉱山を獲得し、いちはやく、政治的、経済的、そして社会的にも発展していったこの国には、その恵まれた自然条件と豊かな生活環境に魅せられて、ヨーロッパ諸国から多くの人々が移住している。
街並み
チリ基礎知識
チリのルーツ
スペイン統治時代
チリの先住民は、アジア系人種と、ポリネシア系民族だといわれており、チリ北部には古くから文明が栄えていた。ペルーにインカ帝国が興ると、16世紀にはチリ北中部までがその支配下に置かれていた。16世紀中ごろ、ペルーを征服していたスペイン人、フランシスコ・ピサロの配下であったペドロ・デ・バルディビアがチリに侵入。サンティアゴ市を創建し、南部の諸都市を建設。以降、南部へと領域を拡大していった。

独立国家の誕生
以後3世紀にわたってスペインの統治は続いたが、18世紀後半には、海外貿易にフランス人が加わり、チリは経済的に発展した。それと同時に、スペインからの独立への気運が高まり、1810年9月18日、クリオージョ(南米生まれのスペイン人)により、チリに自治政府が誕生。その後、一度はスペインに統治権を奪われるものの、南米独立の英雄、ホセ・デ・サン・マルティンの救援を得て、1818年にベルナルド・オイギンスが独立を宣言し、初代元首となった。独立後、一時は混迷状態となったが、後に、新憲法が公布され、大統領集権政治の原則を樹立。1879年、ペルー、ボリビアとの間に勃発した太平洋戦争で、ペルーからはアリカなど、ボリビアからアントファガスタなどを獲得。硝石生産地帯とチュキカマタ銅鉱山など、鉱山資源が多い地域を得たチリは、経済繁栄時代を迎えることとなる。

近代国家への歩み
その後も政権は安定せず、1970年には、社会主義化を目指したアジェンデ社会主義政権が誕生するが、急激な変革に対する人々の不満が募り、1973年のクーデターにより崩壊。アウグスト・ピノチェトが大統領となり、軍事政権を発足。それと同時に戒厳令を発布し、国家閉鎖、政治活動を禁じた。しかし、1989年、19年ぶりに行われた大統領選挙で、反軍政派のパトリシオ・エイルウィン(キリスト教民主党)が圧勝し、以後は、民主主義を維持するとともに、高い経済成長を維持し、インフレの抑制に成功。経済面において「ラテンアメリカの優等生」と称されている。

チリの主要産業
太平洋戦争で、チュキカマタ銅鉱山などを得たチリでは、銅や銀など、金属鉱物資源が豊富で鉱業が盛んだ。また、肥沃な土地に恵まれ、農業や酪農が盛んに行われている。最近では、観光業も成長を続けている。
モネダ宮殿 <サンティアゴ> パイネ国立公園
パタゴニアの中でも最も有名なパイネ国立公園は、1959年にユネスコより保護区域として指定。公園内には、トーレス・デル・パイネ(3本の岩峰)をはじめ、グレイ湖、ペオエ湖といったすばらしい大自然を堪能できる。「一日のうちに四季がある」とも言われるほど、変わりやすい天気でも知られている。
大聖堂 <サンティアゴ> サン・ラファエル氷河
北パタゴニアの氷床のサン・バレンティン氷床の中にあるサン・ラファエル氷河。この氷床には無数の川と湖が存在する。サン・ラファエル氷河は、数あるパタゴニアの氷河の中でも、その雄大さで傑出していると言われている。
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※ 各国・地域のプロフィールは外務省ホームページ等の情報を元に記載しています。また、その他の情報は株式会社ジェイティービーが有するデータを元に作成しています。なお、格付けは2009年3月末日時点で自国通貨建長期債務に対して付与されたものです。
※各国の株式時価総額は信頼できると判断した情報を元に記載しています。(2009年3月末日現在)
写真提供:©チリ大使館