●12月に入り急回復となった日本株。
●月初から一週間で一気に約10%の上昇局面をも見せる。
●世界的に見て、あまりの出遅れに業を煮やした感のある上昇振りを見せた。
●Topixの年初来リターンがマイナスからプラスに転じたことも奏功。
●日本株を大幅アンダーウェートにしていた外国人投資家たちが慌てたか。
●先月来、世界の金融市場を揺るがしたドバイの信用不安。
●その懸念が薄れたことと日本固有の動きに市場が反応したことが大きい。
●日銀が追加量的緩和を決めた臨時会合の開催。
●『臨時会合』というメッセージ性が今回非常に効いた。
●政府がデフレ宣言をしている中でその「対処」への姿勢を金融当局が明確に示したことの意義は大きい。
●政府も二次補正に盛り込む緊急経済対策として7.2兆円を示す。
●それらを見て為替が85円近辺で円高から流れを変えた格好に。
●米国も雇用統計の改善でプラス方向への流れに勢いが出来て年初来高を更新。
●中国株は戻りに一服感があるが、ファンダメンタルズには弱さは見えない。
●来年にかけての世界の株式市場そして日本株。
●不況下の金余りで作られた金融相場から業績相場への転換が具現化するか。
●商品から業績への転換がなされるか。
●ドル安の流れが変わったことで金を中心に商品相場は下落を見せた。
●『金融商品』としての「商品」はさすがに変化を見せてきたか。
●業績の牽引にはこれまでの縮小均衡的なリストラではなく売上の拡大が不可欠。
●世界的な眼で見た場合にその主役はまだまだ米国の個人消費。
●米国の個人のバランスシート調整が続く中での個人消費への期待。
●冷静に考えれば急速かつ力強い回復は難しいだろう。
●欧米の法人・個人のバランスシート調整持続は所与のものとして、売上成長をどこに見出すかを考えてゆかなくてはならない。
●旺盛な需要を見せる中国にまだ来年もその面の貢献を期待せざるを得ないだろう。
●そして環境・エネルギーを基盤に様々な派生が見られる産業分野。
●産業成長の概念を大きく変えることになる『環境・エネルギー』と言う課題。
●株価面での『成長』に「売上成長」が重要であることは当然だが、それが本質的な変化を見せるとすれば2010年は象徴的な年になるかもしれない。
●『環境や社会への貢献』が株価成長を後押しする時代が来るか。
●概念を具体化するイマジネーションが勝負になってくるように感じる。
●地球規模で株式市場が長期上昇に向かうとすれば、そこに鍵があるか。