●2月も下落局面となった日本株。
●一時バブル後の最安値をも下回る。
●NYダウが安値を更新する中、日本も同様の展開に。
●オバマ新政権への政策期待が剥がれ、足元の現実を見る流れに。
●一部銀行の国有化懸念など、金融不安の再燃。
●米自動車会社を巡る不安も増幅。
●実体経済の悪化は続き、底が見えない中で不安の増幅。
●株価がダラダラした形で下がり続けていることがその不安を表している。
●グローバリゼーションのもうひとりの主役である中国にも様々な懸念。
●「8%成長」確保を最優先にするも世界同時不況下で無理は生じる。
●景気刺激策の為に財政支出は最大となり、急速な財政悪化は更なる懸念に。
●政治的思惑から「8%」の数字を取り繕う弊害への懸念。
●思わぬ形で問題が噴出してくる可能性への不安が増幅されてしまう。
●日本を巡る不安は具体的に顕在化。
●2008年10‐12月のGDPが年率でマイナス12.7%に。
●世界的金融危機からの相対的安定を期待されていた筈が、どの先進国よりも激しい落ち込みに。
●いかにこの国が外需へのレバレッジを強めてきたかが、見事に出た形に。
●過去の内需振興努力の怠りと内需産業の劣化が問題となる。
●日本株は再び2003年4月の大底圏を下回る展開となっている。
●昨年の急落局面でも反発を見せたこのレンジを恒常的に下回ってきた理由は何か。
●そこに「日本企業の本質的強さ」への懸念はないか。
●戦後成長を支えた日本企業の本質的強さへの懸念。
●本質的強さとは、「製造業に於ける連続的な需要変化への対応力」に他ならない。
●オイルショックを乗り越え、バブル崩壊を経て、磨きぬいたその力。
●日経平均で7500円から8000円のレンジにその力を示すラインがあると考える。
●それを下回ってきたと言うことの意味は?
●構造的な問題から製造業が連続的な需要変化への対応が難しくなってきている…と理解せざるを得ない。
●ここからは、氷山にぶつかった船の喫水線を注視するように、日本を代表する製造業の今現在を注視する必要がある。
●「何か構造的な問題が生じて、事態の変化に対応が遅れていないか?」
●この設問が、ここからの日本株を考える上での最大の鍵だ。
●大半の製造業は問題がない。と、考えたいが……。