日経平均株価は、11月25日に終値で年初来安値を更新した後、欧州の財政・金融問題への警戒感が和らいだことなどを背景に、反発の動きをみせています。

過去の日経平均株価の動きをみると(下図)、概ね直近の高値から20%程度下落した水準で株価は反発に転じました。株価の下落がある一定の水準まで達すると、見直しの買いが集まりやすいといわれていますが、日経平均株価では20%程度の下落が一つの参考値としてあげられます。直近の高値(10,137円、2011年7月8日)から年初来安値を更新した日まで、日経平均株価は19%超下落していたことから、反発の動きに転じやすい状況であったともいえそうです。また、過去においては、こうした20%程度の下落の後に一旦上昇に転じると、その動きがある程度長い期間、かつ比較的大きくなる傾向がみられました。もちろん、欧州の債務問題や世界景気の減速懸念、円高の進行など、市場を取り巻く懸念材料は払拭されたわけではないことから過度に楽観はできませんが、「売られ過ぎ」あるいは「割安と言われる日本株の水準訂正が進むようにこれまでの反発局面同様株価の上昇が継続することが期待されます。

こうした日本株上昇への期待を捉えていくツールとして、日経平均株価など日本を代表する株価指数への連動を目的としたETFへの投資を検討されてはいかがでしょうか。

日経平均株価の推移

日経平均株価への連動を目的としたETF銘柄:「上場インデックスファンド225」
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2011年12月1日終値)
売買単位 最低投資金額(概算)
上場225
(1330)
日経平均株価(日経225) 8,720円 10口 87,200円

*最低投資金額(概算)は、2011年12月1日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。