先日発表されたIMF(国際通貨基金)の世界経済見通しにおいて、2014年の先進国の成長率予測は、2.2%(10月時点2.0%)に上方修正されました。米国を中心に先進国の景気回復が鮮明となっており、今後、先進国は、世界経済の成長を牽引していくと見られています。

特に、成長を主導する米国では、雇用や住宅市場の堅調さが続いていることなどを背景に、GDPの約7割を占める個人消費が大きく伸びていることに加え、他の経済指標にも明るさが増しており、景気回復基調が強まっています。また、政府債務問題などの影響から景気回復が遅れていた欧州では、景気に底入れの兆しが見えています。ドイツやイギリスにおいて、消費者信頼感指数が上昇しており、個人消費が回復傾向となるなど、今後、緩やかな景気回復が期待されています。

足元で、先進国の株式市場は、新興国通貨の急落などを受けたリスク回避姿勢の強まりなどを背景として、軟調となる局面も見られました。しかしながら、今後、先進国景気の回復度合いが一層強まると予想されることから、企業の収益機会の拡大などを背景として、先進国の株式市場のさらなる上昇が期待されます。

このような先進国の株式市場の上昇期待を捉えるツールとして、先進国の株式から構成される株価指数への連動をめざす「ETF(上場投資信託)」への投資をご検討されてはいかがでしょうか。 「ETF(上場投資信託)」を活用すれば、幅広く分散投資することが可能となります。

回復傾向にある先進国の成長率/景気回復傾向にある国を多く含む先進国インデックス

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

「MSCI-KOKUSAI インデックス」に連動する投資成果をめざすETF:上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2014年1月30日終値)
上場市場 売買単位 最低投資金額(概算)
上場MSCIコクサイ株
(1680)
円換算した MSCI-KOKUSAIインデックス 1,689円 東京証券取引所 10口 16, 890円

*最低投資金額(概算)は、2014年1月30日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

※上記は過去のものおよび予想であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。