TOPIXが7年5ヵ月ぶりに1,600ポイントを回復し、日経平均株価も15年ぶりに終値で2万円を突破するなど、日本株式の上昇基調が続いています。速いペースで上昇したことから、一部では過熱感が指摘されているものの、今後の企業業績改善への期待に加え、足元で企業が余剰資金を積極的に活用する動きの拡がりなどを背景に株主還元拡大への期待感も高まっていることから、日本株式は一段高となるとの予想も出ています。

株価が割高か、割安かを見る指標のひとつに、1株当たり利益に対し、株価が何倍まで買われているかを表す株価収益率(PER)があります。足元のTOPIXの予想PERは約16倍(ブルームバーグ予想)となっていますが、主要先進国の株価指数のPERは15倍から18倍程度となっており、日本株式は一概に割高とは言えない水準であると考えられます。また、PERは、「PBR(株価÷1株当たり株主資本)÷ROE(1株当たり利益÷1株当たり株主資本)」という関係があるため、ROEが上昇すればPERは下落します。このため、スチュワードシップ・コードなど昨今の企業の「稼ぐ力」の向上を促す流れから、企業が利益率の改善などを通じてROEの向上を図れば、PERの低下につながり、日本株式の上昇余地もさらに拡大すると期待されます。

さらなる上昇が期待される日本の株式市場への投資にあたっては、日本を代表する株価指数に連動する投資成果をめざすETF(上場投資信託)の活用をご検討されてはいかがでしょうか。

上昇基調が続く日本株式市場/PERは割高とは言えない水準

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

TOPIX(東証株価指数)への連動を目的としたETF銘柄:「上場インデックスファンドTOPIX」
ETF(愛称)
(銘柄コード)
対象指数 売買単価
(2015年4月23日終値)
上場市場 売買単位 最低投資金額(概算)
上場TOPIX
(1308)
TOPIX(東証株価指数) 1,655円 東京証券取引所 100口 165,500円

* 最低投資金額(概算)は、2015年4月23日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。

※上記は過去のものおよび予想であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。