投信ノ心得
投信ノ心得15
額も大事だけど、率も大事
「100円引き」がお得かどうかは元の値段にもよりますよね?
つまり、「率」が大切なのです。
普段の生活の中で「100円引き」と聞くと、とっさに「あら、お得」と思ってしまうかもしれません。
でもそれは、「いくらの値段からいくらに下がったのか」が大事ですよね?
例えば、10,000円の高級メロンが100円引き(1%引き)と聞いても、それほどインパクトはありません。
でもそれがもし、200円のおにぎりが100円引き(50%引き)ならどうでしょう。
思わず手が伸びそうですね。
このように同じ値段が下がった場合でも「率」を見極めることが大事。
投信の基準価額も同じこと。
もしも基準価額が同じ「100円下落」したとしても、基準価額が10,000円なら「1%」、基準価額が1,000円なら「10%」。
「率」でくらべると大きな差。
個々の投信のパフォーマンスを測るには、「率」を見なければ正しい判断はできないのです。