投信ノ心得

投信ノ心得24
結果が分からないのが投資信託

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「結果が分からないもの」にお金を出すって勇気がいることですよね。
資産運用へのハードルはまさにそこかも。
でも、投資信託は運頼みの商品ではありません。
付き合い方をちょっと考えてみませんか?

モノやサービスを買うとき、たいていの場合はあらかじめ価格や機能が分かっています。

そのため、購入した結果もある程度予想がつき、「大外れ!」ということは起きづらいものです。

一方、投資信託をはじめとした金融商品は少し様子が違います。

投資信託の場合、購入や換金のときや、保有している間にかかるコストは、目論見書にも記載されているのであらかじめ分かっています。

しかし、結果、つまりパフォーマンスについては、買った時点ではどのようなものになるかは分かりません。

これは投資信託が資金を投じる株式や債券などの価格が日々変わっていくためですが、とはいえ宝くじのような運頼みの商品とは異なります。

確かに日々の値動きや時には大きな損失を経験することもありますが、基本的には投じたお金がゼロになることはないですし、10年20年単位での保有ができるなら長期的には報われる可能性は高くなります。

どのような成果になるか分からないという「リスク」にばかり目を向けず、しっかりとした目を養って自分にあった投資信託を選び、それと付き合っていく。

そうやって、投資信託を活用してほしいと思います。


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