完成したグローバル運用体制
辻村 裕樹
専務執行役員 兼 CIO
2004年入社。日興アセットマネジメント・アメリカのCIO、オルタナティブ運用部門のグローバルヘッド、アクティブ運用本部長を経て、2013年1月にCIO-ジャパン、2019年6月より現職。日興アセットマネジメントのグローバルにおけるすべての運用を統括する。

――日興アセットの運用部門の強みは?

当社の強みは3点に集約できます。まずはすべての運用戦略の「ワンストップショップ」にあります。投資家に広範なソリューションを提供するための「すべてのエンジン」が、当社運用部門に揃っているということです。単に品揃えがあるだけでなく、世界一流の運用スタッフを取り込みながら「ワンストップ」を確立してきた点に優位性があります。次に運用プロフェッショナルの現地化です。運用のプロフェッショナルはグローバルで約200 名在籍しています。そのうち約100名が海外拠点で働く現地採用のプロフェッショナルです。より良いパフォーマンスの提供、運用戦略の多様化に対応するためには、「運用の現地化」が絶対に必要だと考えています。最後に、我々受託者としての責任は、お客様に満足していただけるパフォーマンスの提供とお客様への説明責任だと考えています。我々は、この2点を徹底的に追及するための運用体制、サポート体制を構築しています。

――国内資産は?

国内株式・債券部門には当然ながら設立来60年間のノウハウが蓄積しています。ただ10年ほど前、系列証券会社との間で資本関係がなくなり、独立した運用会社として、運用部門のプロフェッショナル化を一気に進めたことは大きかったと思います。組織の規律も個人のメンタリティも大きく変わり、人員も相当程度入れ替わりました。現在はまさに世界水準のチームと自負しています。

――海外資産は?

まずアジアを除く海外債券は当社のロンドン拠点に集約しています。現地のプロフェッショナルチームが、コアマーケットからクレジットまでをカバーしています。グローバル株式はスコットランドのエジンバラとニューヨークを拠点に大きく2つの柱を持っています。そしてシンガポール最大手金融機関の運用会社を買収して得たケイパビリティでアジア資産とマルチアセット、グループ化した深センの現地運用会社で中国資産をカバーしています。

――世界株式の2つの柱とは?

ひとつは特徴ある運用哲学による集中投資型で、資産運用の発祥の地とされるエジンバラ(スコットランド)の運用チームを5年ほど前にインハウス化したものです。もうひとつは、2014年にマイナー出資をして提携を強めたニューヨークのARK(アーク)社*で、破壊的イノベーションに特化した世界株運用です。

  • アーク・インベストメント・マネジメント・エルエルシー

――投資家に何かメッセージは。

「日本が本社」ということは、日本の投資家に距離的にも時間的にも近いところにいるということです。運用自体は世界中の最適な場所と人材とによって行なっていますが、すべては東京本社の運用部門と管理部門がウォッチし、60 年の歴史で培った高品質な情報提供を時差なくビビッドに行ないます。ぜひ投資家の皆様のパートナーとして、長期の資産をお預け いただきたいと思います。

グローバルな投資ケイパビリティ

日本
株式
  • 日本株アクティブ
  • 日本株各種パッシブ
債券
  • 日本国債・社債・MBS
  • 米国国債ダイナミックヘッジ
  • 米国債ベア
その他
  • 日本株マーケットニュートラル
  • ロングショート
  • エンハンストインデックス
  • スマートβ
シンガポール
株式
  • アジア株式
  • アジアREIT
  • 新興国株式
債券
  • アジア国債・社債
  • 人民元建て債券
その他
  • グローバルマルチアセット
  • ポートフォリオ・ソリューション
香港・中国(深セン)
株式
  • 中国A株
  • 中華圏株式
   
ニュージーランド
株式
  • ニュージーランド株式
債券
  • ニュージーランド債券
 
英国
株式
  • グローバル株式(エジンバラ)
債券
  • グローバルソブリン債
  • グローバルクレジット
  • 新興国債券
  • カバードボンド
  • グリーン・ボンド
  • グローバル・アンコンストレインド債券
 
米国
株式
  • イノベーション株式(ARK)
  • 資源関連株式
 
その他
  • グローバルマクロ
  • 日興アセットグループの主要な投資戦略を示したものでありすべてではありません。また、すべてが商品化された、または投資可能な状態とは限りません。

各拠点の運用チーム

各拠点の運用チーム