Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

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2018年1月4日

Vol.1306 大発会で大幅に上昇した日本株式
~今年は「戌笑う」となるか~

2018年の大発会は、日経平均株価が741円高(+3.26%)の23,506円と、終値ベースで1992年1月7日以来の高値となりました。日本の年末年始の休暇中に米国株式が上昇し、世界的に景気回復期待が続いたことで、日本株式が押し上げられました。

2000年以降の大発会で2%以上上昇した年の年間騰落率をみると、あくまで過去の平均ではありますが、+19%と好成績となっており、幸先の良さが感じられます。また、昨年の取引時間中の高値である23,382円(11月9日)を超え、今後の上昇に弾みがついたと考えられます。

株式市場の動向をみるうえで重要な米国の金融・政治動向について、3日に公表されたFOMC(連邦公開市場委員会)議事録によると、 FOMC参加者は米国で低インフレが続く可能性に懸念を示す一方で、トランプ政権による減税によって、今年の利上げペースの加速が必要になるかという点も議論された模様です。FRB(連邦準備制度理事会)の想定以上に景気が加速した場合、利上げペースが速まる可能性があるものの、減税による景気の押し上げ効果には不透明感もあり、2月以降のパウエル新議長下での課題になるとみられます。

また、今年11月に米国で中間選挙(大統領任期の中間の年に米議会の上下院議員や州知事らを選ぶ選挙)があります。16年11月に議会与党と大統領がともに共和党となり、これまでのねじれ現象が解消されたことが株式市場で好感されたことに鑑みると、仮に共和党が敗北し、再び議会にねじれが生じるようであれば、株式市場の調整につながる可能性があり、年後半の米国の選挙動向が注目されます。

足元の日本企業の収益は、世界経済の成長の恩恵を受けて堅調に推移しています。今後も世界経済は堅調な成長が続くと見込まれ、企業収益の拡大が予想されるほか、日本株式の株価バリュエーションも過去の平均的な水準にあることなどから、干支の相場格言にある「戌笑う」のように、日本株式の「ワンダフル」な上昇が期待されます。

【図表】[左図]日経平均株価の推移、[右図]日経平均株価の株価バリュエーション グラフを拡大

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

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