Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

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2018年5月9日

Vol.1346 個別銘柄の値動きが作り出す株価指数の変化
~指数を上回る投資成果も可能であるけれども~

足元で、3月決算の国内企業の業績発表が本格化しており、株式市場では、前期の結果や今期の見通しなどへの評価をもとに株価が変動する「業績相場」の動きがみられます。

市場全体の動きを表すTOPIX(東証株価指数)などの株価指数は、経済のファンダメンタルズや資金動向、海外市場などの影響を強く受けて変動する傾向があり、構成される個別企業の株価推移とは異なる動きを見せることが多くあります。

個別銘柄を選択する運用と株価指数(インデックス)への連動をめざす運用の投資成果の優劣が議論されることがありますが、個別銘柄を業種に置き換えて、それぞれへの投資に伴なって負った(取った)リスクに対して、獲得出来たリターンを比べると(下グラフ参照)、TOPIXを上回る成果を上げた業種があったことが分かります。もちろん、業種によって投資成果は異なりますし、TOPIXより高いリスクを取ってもリターンが伴なわない(=投資効率が低い)業種も存在します。投資時期によってTOPIXを上回る成果を上げる業種は異なりますが、一般に、個別銘柄への投資がインデックス投資を上回る成果を上げることは可能であると言えます。

また、規模別の株価指数をみると、経済の大きなうねりに押されがちな大型株に対し、小回りを利かせて事業を行なうことで高収益をめざす中小型株の方が、時期にもよりますが投資効率が高い傾向が見られました。

インデックス運用に比べ、外的要因に左右されにくい成果を期待するならば、個別銘柄での運用が有効と考えられますが、相場の局面や投資銘柄の特性などをよく検討することが必要になると思われます。

【図表】業種別・規模別株価指数の投資効率(過去3年間) グラフを拡大

※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成

※リターンは週次騰落率の平均値、リスクは週次騰落率の標準偏差を、それぞれ年率換算したものです。

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

  • 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
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