Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

楽しく、楽に読めるマーケットで話題のトピック(不定期)


2018年5月14日

Vol.1350 金利の「力(ちから)」を利用する

新興国では、経済成長に伴なう資金需要の増大などから、債券市場の規模が拡大傾向にあります。さらに、外貨準備高の増加などを背景に国の信用力も向上しつつあり、相対的に高い金利水準と相まって、新興国債券は注目度を高めています。また、相対的に信用力が高い先進国債券についても、その多くが、マイナス金利が導入されている日本を上回る水準となっています。

72の法則」という考え方を参考にすると、日本の10年国債(0.05%)で運用した場合、資産を倍にするには1,440年程度(72÷0.05=約1,440)かかりますが、例えば新興国の10年国債で運用すると6~10年程度で資産を倍にできるという計算になります。実際の海外債券投資にあたっては、為替変動や債券の価格変動などに加え、信用リスクや取引にかかる税金などが投資元本に影響を与えることから、計算通りに投資成果を得られる訳ではありませんが、リスクを低減させる効果が期待される分散投資を行ないながら、海外の債券に投資を行なうことで、金利収入を増やす機会が得られると考えられます。

【図表1】主要先進国および新興国の10年国債利回り(2018年4月末時点) グラフを拡大

(注)上記10年国債利回りは、自国通貨建てです。また、切り捨てにて端数処理しています。

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

下図は、先進国債券と新興国債券のパフォーマンスです。これを見ると、双方のパフォーマンスを牽引する要因の一つが利子収益の積み上げであることがわかります。そしてそのパフォーマンスは、より金利水準の高い新興国債券のパフォーマンスに大きく表れています。

金利の「力」の効果が債券投資の大きな魅力の一つですが、なかでも高金利の「力」の効果を改めて見直す必要がありそうです。

【図表2】先進国債券のパフォーマンス(米ドルベース)1998年12月末~2018年4月末 グラフを拡大

【図表3】新興国債券のパフォーマンス(米ドルベース)1998年12月末~2018年4月末 グラフを拡大

※先進国債券は、「FTSE世界国債インデックス 除く日本(米ドルベース)」、新興国債券は、「JPモルガン・エマージング・マーケッツ・ボンド・インデックス・グローバル・ディバーシファイド(米ドルベース)」より日興アセットマネジメントが作成

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

  • 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。