Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

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2018年8月30日

Vol.1410 株式投資に抵抗がある皆様へ
~株式を併せ持つことで下落を限定的に~

世界を見渡すと、いくつかの不透明要因が存在するのはよくあることで、足元でも、米国の利上げや、米中間の貿易摩擦問題、トルコでの地政学的リスクの高まりなどが挙げられます。このような環境下では、「株式は何かあったときの大幅な下落が怖い。値動きに安定感がある債券の方がいい」と考え、株式への投資を躊躇する方も多いのではないでしょうか。なるべく下落を避け、安定性を重視して投資するなら、債券だけに投資するのがいいと考える方もいるかもしれません。しかし中長期の投資においては、実は、投資資産の一定程度を株式に配分することにより、資産全体としての下落を限定的にすることができます。

2010年1月~2018年7月のデータをもとに振り返ってみると、世界債券に100%投資した場合と比べて、50%程度までなら、世界株式にも資産を振り分けた方が、分散効果が働き、期間中の最大下落率を抑えられたことが確認できます。たとえば世界株式への投資比率を40%、世界債券への投資比率を60%とした場合の最大下落率は▲7.0%と、世界債券の最大下落率▲10.3%に比べ、下落を抑えられています。また、リターンに目を向けてみても、世界債券のみに投資する場合と比べ、世界株式を併せ持つ方が高いリターンが獲得できました。つまり、配分次第ではあるものの、株式を活用することにより、最大下落率を抑えつつ効率的なリターン獲得をめざすことができるということです。

たしかに株式の価格変動は債券よりも大きいです。また、日々、新聞やテレビで好悪様々なニュースが取りざたされる中、その時々の個別資産の値動きに一喜一憂してしまいがちです。しかし、未来のための長期的な資産形成を考えた場合、株式や債券など個別資産の価格よりも、運用資産全体としての価格特性に目を向け、投資を行なう必要があると考えられます。今まで株式への投資を怖いと考えていた方々も、下落が怖いからこそ、あえて株式に投資する投資信託を検討してみてはいかがでしょうか。

【図表】[左図]債券のみに投資するよりも下落が限定的に、[右図]株式を併せ持つことでより高いリターンを獲得 グラフを拡大

(信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成)

※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

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