Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

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2020年1月9日

Vol.1560 過去の好パフォーマンス資産から考える

2019年の金融市場では、米中双方が追加関税の引き上げを表明し合うなど、対立激化による世界経済への影響を懸念し、投資家のリスク回避姿勢が強まる局面がみられました。しかし10月以降は、米中協議の進展を受けて投資家のリスク回避姿勢が徐々に和らいだことなどから、株式は年末にかけて上昇基調を強めました。先進国株式は、米景気の底堅さを背景に米主要3指数が史上最高値の更新を続けるなど好調で、主要資産のなかで大きく上昇しました。日本株式と新興国株式についても、投資家のリスク選好を背景に年後半は堅調に推移しました。債券は、FRB(米連邦準備制度理事会)が10年半ぶりに利下げを実施したことなどを受けて、夏場にかけて価格が上昇(金利は低下)し、その後はやや下落したものの、底堅く推移しました。また、米国の緩和的な金融政策への転換などを受け、世界的に金利が低下し、利回り資産としてREITの魅力が高まったことなどから、日本REITとグローバルREITは大きく上昇しました。

過去の主要資産の年間パフォーマンスの推移を振り返ると、パフォーマンスの良い資産は一定ではなく、また、各資産の騰落には法則性もみられません。そのため、中長期において運用成果を向上させるためには、好パフォーマンスをあげる資産を当てることに重きを置くのではなく、個人のリスク許容度に合わせて、国内外の幅広い資産に分散投資を行なうことが重要といえそうです。

【図表】主要資産の年間パフォーマンス(2012年~2019年:円換算ベース) 図を拡大

(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

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