Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

楽しく、楽に読めるマーケットで話題のトピック(不定期)


2020年5月13日

Vol.1600 いち早く上昇に転じた米ナスダック総合指数
~次代をけん引する「次のGAFAM」を探し出せ~

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とそれに伴なうロックダウン(都市封鎖)などの経済活動制限の影響により、世界の株価は2月中旬から3月中旬にかけて急落しました。しかし、各国で大規模な金融・財政政策が打ち出されたのに続き、経済活動を段階的に再開する動きが拡がり始めると、株価は持ち直しに転じ、5月7日には米国のナスダック総合指数の年初来騰落率が世界の主要株価指数の中でいち早くプラスに転じました。

ナスダック総合指数の持ち直しをけん引したのは、同指数の時価総額構成比上位を占め、GAFAM(ガーファム)と呼ばれる巨大IT企業5社、グーグル(持株会社アルファベット)、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトで、各社の株価の年初来騰落率は約3~29%の上昇となっています。新型ウイルスの感染拡大に伴ない、自宅で過ごす時間が伸び、インターネット通販やオンライン動画、ゲームなどを利用する機会が増えたほか、テレワーク、オンライン授業などの普及といった社会変革につながり、GAFAMの収益機会が拡大するとの期待が拡がった模様です。また、こうした巨大IT企業以外にも、バイオ医薬品やビデオ会議システム、画像処理半導体、動画配信サービス、電子決済を手掛ける企業などの株価が大きく上昇しました。なお、同指数の産業構成比は、テクノロジーが約50%で最大、一般消費財・サービスが約20%で第2位、ヘルスケアは約10%で第3位です。一方、石油・ガスは僅か0.3%程度にとどまり、原油価格が大幅に下落した影響が限定的だったことも、ナスダック総合指数の相対的な好パフォーマンスにつながりました。

ナスダック総合指数構成銘柄の年初来騰落率の分布を見ると(右下のグラフ参照)、マイナスとなっている銘柄が圧倒的に多かった一方で、100%を超える上昇となった銘柄も少なくありません。ナスダックは世界最大の新興市場とも呼ばれるだけに、次代をけん引するような「次のGAFAM」の登場に期待する投資家も多いとみられます。ただし、銘柄がまさに玉石混交といった状況であることを踏まえると、同市場への投資に当たっては、専門家が運用する投資信託などを通じた分散投資やETFなどのインデックス投信の活用が有効だと考えられます。

【図表】[左図]主要株価指数の年初来推移、[右図]ナスダック総合指数構成銘柄の騰落率の分布 グラフを拡大

信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成

※個別銘柄に言及していますが、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンドにおける保有・非保有および将来の銘柄の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。

※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

  • 当資料は、日興アセットマネジメントが情報提供を目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解および図表等は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。