Raku Yomi 楽読(ラクヨミ)

楽しく、楽に読めるマーケットで話題のトピック(不定期)


2021年2月8日

Vol.1676 コロナ禍でフィンテック企業が躍進
~20年にユニコーン入りした企業~

2020年にユニコーン(主に創業10年以内の企業で評価額10億米ドル以上の未上場企業)入りした企業のうち、業態別評価額シェアでフィンテックが1位となりました。2位には動画・音楽の定額サービスなどのインターネット・ソフトウェア&サービス、3位にはEC(電子商取引)&D2C(Direct to Consumer、自社製品を消費者に直接販売)と、オンラインでモノやサービスを提供する業態が入りました。

この上位3業態は、コロナ禍で経済や社会情勢が大きく変化する中、強い競争力を持つ企業群であり、多くの投資資金を引き付けました。特にフィンテックについては、今後もオンライン消費が拡大することになれば、キャッシュレスで決済する機会がますます増えることなどから、関連企業の成長も期待されます。

2020年にユニコーン入りしたフィンテック企業の顔ぶれを見ると、個人事業者のビジネスに合った特化型保険を提供する企業や親が管理できる子供向けデビットカードを提供する企業、煩雑な不動産の契約業務をオンラインで完結できるサービスを提供する企業など、“利用者に寄り添ったサービス”を提供する企業が目に留まります。

さらに、以下のような“かゆいところに手が届くサービス”などを提供するフィンテック企業もランクインしました。

・エンジニア不要でシステム開発できる、保険・金融サービス向けソフトウェア
・グローバル企業向けに新興市場に特化した決済プラットフォーム
・決済機能をサイトやアプリに統合するためのシンプルなAPI*ベースの方法
    *API(Application Programming Interface)は、他のシステムの機能やデータを安全に利用するための接続方式のこと
・AI(人工知能)を搭載し、売掛金回収業務を一体化したサービス型ソフトウエア など

デジタル決済の急速な普及で、個人や中小企業向けのサービスが拡がりつつある中、そうしたサービスを提供する側をサポートする企業の台頭も、フィンテックの成長を加速させると期待されます。

【図表】[左図]20年にユニコーン入りした企業の業態別評価額シェア、[右図]20年にユニコーン入りしたフィンテック企業の評価額上位3社の概要 グラフを拡大

CBインサイツ「The Complete List Of Unicorn Companies」(2021年1月時点)の情報をもとに日興アセットマネジメント作成

記載の銘柄について、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。
また、当社ファンドにおける保有、非保有、および将来の個別銘柄の組み入れまたは売却を示唆するものでもありません。

※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

  • 当資料は、日興アセットマネジメントが情報提供を目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解および図表等は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
  • 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。