サマリー

4月の米国債10年物の利回りは2.28%で月を終え、前月末比で0.11%の低下となった。当月は、強弱両様の経済指標や地政学情勢の緊張の高まりが市場センチメントを左右した。月末にかけては、フランス大統領選挙の1回目投票において親EU派のエマニュエル・マクロン候補が得票数で第1位となったことを受けて、市場センチメントが改善した。