サマリー

10月の米国債市場は下落した。共和党が提出した2018年度予算決議案が米国上院で可決されたことを受けて、経済成長率およびインフレ率の上昇見通しが強まった。米FRB(連邦準備制度理事会)議長の後任人事を巡る不透明感も市場の重石となった。最終的に、米国債10年物の利回りは、前月末比0.05%高の2.38%で月を終えた。