米中間の貿易戦争はより深くかつ長期化する対立へと姿を変えつつある様子で、これはマイク・ペンス米副大統領が最近、貿易慣行ばかりでなく、より根本的に政治・経済モデル全体についても中国を批判したことに表れている。

このスピーチは中間選挙が近づくなかで共和党支持層にアピールすることを意図したものであったが、中国に対する不満はますます広がり、中国がまだ「責任あるステークホールダー」(2005年に当時のロバート・ゼーリック米国務副長官が作った言葉で、中国が「その成功を可能とする国際的システムを持続させるために」米国と協力する必要があることを表している)とはなっていないとの考えを2大政党がともに支持するに至っている。