ETFに関連する数値や値段は主に3種類あります。各ETFが連動を目指す「指数」と、ETFの設定・交換の行なわれる発行市場で使用される「基準価額」、投資家が金融商品取引所で取引する値段の「市場価格」です。


発行市場流通市場(金融商品取引所)
関係する
数値・値段
基準価額:
ETFを設定・交換の際に使われる値段
指数
各ETFが連動を目指す数値
市場価格:
投資家が市場で取引する値段
指数
各ETFが連動を目指す数値
関係者
運用会社:
指定参加者の拠出した現物株式や資金でETFを設定し、ETFが指数に連動するように運用します。場合によって指定参加者のETFの現物株式や現金への交換・解約に応じます。
指定参加者:
ETFに必要な現物の株式や資金を運用会社へ拠出しETFを得ます。また、ETFを運用会社に渡して、組み入れられた株式や金銭への交換・解約を依頼することもあります。
指定参加者:
保有するETFを取引所へ放出します。また、市場からETFの回収も行ないます。
証券会社:
投資家からのETFの売買の仲介を行ないます。
投資家:
証券会社を通じて、市場に流通するETFを売買します。

※インデックス型のETF、連動対象指数を定めたETFの説明になります。この他にも連動対象指数を定めないアクティブ型のETFがあります。

2023年10月6日更新