2016年9月1日
8月5日、株価指数「JPX日経インデックス400(以下、JPX日経400)」の算出開始後3回目となる構成銘柄の定期入れ替えが発表され、8月31日に実施されました。今回の入れ替えでは、「三越伊勢丹ホールディングス」や「三菱自動車」など33銘柄が除外され、「日本航空」や「中部電力」などの34銘柄が新たに採用されました。
JPX日経400は、東京証券取引所(市場第一部、市場第二部、マザーズ市場、JASDAQ市場)に上場する企業の中から400社を選び出して算出される株価指数で、毎年8月に定期の見直しが行なわれます。 JPX日経400は、日本の株式市場全体の動きを反映するTOPIX(東証株価指数)や、主に流動性の高さを基準として225銘柄が選定される日経平均株価に対し、株主の投資資金がどのくらい効率的に使われているかを示す指標であるROE(自己資本利益率)やコーポレート・ガバナンスの体制など、海外投資家なども重視する項目も選定基準となっています。
同指数は、収益・経営面で評価の高い銘柄が相対的に多く含まれていることもあり、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が、ベンチマーク(運用指標)の一つとして採用しています。また、同指数連動型のETF(上場投資信託)などの純資産残高は拡大傾向にあり、投資家ばかりではなく、企業側も注視しており、日本の株価指数として認知度は日々高まっていると思われます。
「JPX日経インデックス400」に連動する投資成果をめざすETFを通じて、代表的な株価指数として投資家に浸透し始めた同指数への投資をご検討されてはいかがでしょうか。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2016年8月31日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)*2 |
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上場JPX日経400 (1592) |
JPX日経インデックス400 | 1,087円 | 東京証券取引所 | 1口 | 1,087円 |
*2 最低投資金額(概算)は、2016年8月31日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
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