2017年10月23日
IMF(国際通貨基金)は、2017年前半の経済状況を踏まえた最新の世界経済見通しを10月10日に発表しました。新たな見通しでは、米国は財政拡大による景気刺激は遠のいたものの、実体経済の堅調さを評価したことに加え、ユーロ圏、カナダ、日本のより力強い景気回復が期待されることなどから、世界の経済成長率予測は2017年を3.6%、2018年を3.7%と、7月時点の予測からそれぞれ0.1%ポイント引き上げられました。
これまで、世界株式は、経済成長の恩恵を享受し、上下動を繰り返しながらも長期的な成長を遂げてきました。その過程においては、国・地域などの値動きのばらつきや、世界的に大きく値下がりすることもありましたが、この先も経済成長が見込まれる中、長期的には世界株式は上昇していくことが期待されます。
世界経済の成長に沿った収益の獲得をめざすには、国・地域別の分散投資を行なうことにより、幅広く収益の源泉を取り込むことが重要と考えられます。最新の世界経済見通しを国・地域別でみると、経済成長率はマチマチであることなどから、地域分散も考慮した株式投資によっては、リスクの低減を図りながら世界経済の成長を捉えることが期待されます。
一段と景気回復期待が高まる世界の株式市場への投資には、40ヵ国以上の先進国・新興国の株式から構成される株価指数への連動をめざすETF(上場投資信託)の活用をご検討されてはいかがでしょうか。
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2017年10月20日終値) |
上場市場 | 売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場MSCI世界株 (1554) |
MSCI ACWI ex JAPAN インデックス | 2,037円 | 東京証券取引所 | 10口 | 20,370円 |
* 最低投資金額(概算)は、2017年10月20日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
※上記は過去のものおよび予測であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。