2011年7月29日
リーマンショック以降、国内景気の減速やそれに伴なう不動産市況の悪化などを背景に、オフィス市況は低迷を余儀なくされていました。しかしながら、足元では、景気や雇用環境の持ち直しを受け、東京都心5区のオフィスビルの入居率が緩やかな改善傾向を示すなど、やや回復の兆しがみえています。
そうした中、オフィスビルへの投資に特化した代表的なJリート2社の入居率を見ると(下図)、既に昨年秋から入居率の改善が顕著となっています。Jリートが保有する物件に代表されるような、優れた立地条件や設備などを有する物件については、既に需要が改善しているように見受けられます。もちろん、Jリートの物件入居率の改善は、賃貸マーケットの状況をあらわす一例にすぎませんが、こうした動きが見られていることから、景気回復の足取りが強まるにつれ、賃貸マーケット全体に波及していくものと期待されます。
今後、賃貸マーケットの改善が見込まれるのであれば、「長期に安定した賃料を生むと考えられる不動産に投資する」Jリートへの投資をご検討されてはいかがでしょうか。なお。Jリートへの投資にあたっては、東京証券取引所に上場する全リートを対象に算出された「東証REIT指数」への連動を目的とした「ETF(上場投資信託)」を活用することで、比較的少額の資金でリートへの分散投資が可能となります。
(出所)三鬼商事、各社公表資料
ETF(愛称) (銘柄コード) |
対象指数 | 売買単価 (2011年7月28日終値) |
売買単位 | 最低投資金額(概算)* |
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上場Jリート (1345) |
東証REIT指数 | 997円 | 100口 | 99,700円 |
*最低投資金額(概算)は、2011年7月28日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。
(信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成)
※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。