日興アセットは「衣食住・投信」の
世の中を目指しています。


設立65年を迎える歴史のなかで、一貫して
日興アセットマネジメントが目指してきたもの。
そして具体的に取り組んでいること。
私たちが考える、投資信託の「メーカー」としての役割を、
あらためてお伝えします。

日興アセットは投資信託のメーカーです。
自分は販売せず、全国の銀行や証券会社などに販売をお願いしている、いわば卸(おろし)です。
「株をやる」とか「相場を張る」ではなく、自分の人生に前向きに、主体的に行動する人のための、とても便利で透明性があって正直なツールが投信だと私たちはずっと思っていますが、なかなかどうして、まだまだニッチな商品だと言わざるを得ません。

元本保証で利率が確定している預貯金など、「直線」で増える世界をあきらめて、日々生じる「曲線」を受け入れ、そのストレスに打ち勝ち、そして最後に、「あの時、前向きにリスクをとって本当に良かった」と思っていただく。つまり「途中を頑張って最後に笑う」-そのお手伝いができる会社に、私たちはなりたいのです。

だから私たちは、これからも一貫して「本気で骨太で納得ずくの投資」を世に問うていきます。なぜなら、どんなにリスクを抑えた設計の商品であっても、100%株式の商品であっても、そこに「本気」と「納得」がなければ、「最後に笑う」ことはできないと思っているからです。

2023年に15周年を迎えた「日興AMファンドアカデミー」という金融機関向けの研修プログラムがあります。それを受講してくださった金融機関の方は、すでに2万人を超えました。そこで私たちがお伝えしているのは、個別商品の「売り方」の話ではなく、「正しく、たくさん販売する」というコンセプトに基づいたものです。

「正しく」は当然ですが、なぜ「たくさん」なのか。

それは投信が、まだまだ誤解の多いニッチな商品だから。ひとりでも多くのお客様の「背中を正しく押す」販売担当者の必要性は、今後の日本においてますます高まるはずです。これからも販売会社の方々と一緒に、1日も早く投信がニッチな商品から、すべての人に当然のものとして選ばれる金融商品、いわば「衣食住・投信」となるために努力していきます。

一方で、私たちはメーカーとして、直接お客様にメッセージを届ける努力もしていきたいと思っています。投信は「使い方」が大切なのですが、それが難しい商品でもあります。同じ商品であっても、使う人によって、前向きな人生設計のツールとして使うこともできれば、ゲーム感覚での短期の利ざや稼ぎに使うこともできてしまうからです。

今まで折に触れ、販売会社の方を通じての資料や当社ホームページで、不透明で難しい市場との付き合い方をお伝えしてきましたが、今後さらに注力していきます。

また日興アセットが主体となって、直接お客様と触れ合う機会も度々設けてきました。ユニークなところでは、2010年から開催を続けている、「夏休み親子お金研究室」というイベントがあり、小学生のみなさんと保護者の方を当社施設にお迎えして、経済や投資について親子で一緒に学ぶ機会になっています。

また、投資の観点から世の中の変化を見てきた日興アセットとして、子ども達にもイノベーション(技術変革)の素晴らしさを伝えたいと考え、「夏休みわくわくイノベーション教室」も開催しました。親子以外にも今後、様々な切り口でリアルなセミナーイベントの場を設けていく予定です。



「将来の投資家」として、中学・高校生の企業訪問も受け入れています。研修施設やトレーディング室の見学など、実際に資産運用の場で働く人たちに触れ、職場の熱気を感じて、少しでも投資を身近に感じたり興味を持っていただくきっかけになればと願っています。

親子以外にも今後、様々な切り口でリアルなセミナーイベントの場を設けていく予定です。当社は「卸」ですから、商品を売りたくてもそもそもお客様対してに直接の販売行為ができません。どうぞお気軽にご参加ください。個別商品より「手前」のお話をし、皆様のご意見を伺い、日本が1日でも早く「衣食住・投信」となるように努力していきたいと考えています。