「増やすための分散」という思想は変えず、
“より前向き”な目的の達成に応えるために。
2018年10月、純資産総額の3倍相当額の投資を行なうバランスファンドを設定した日興アセット。
その後、運用会社各社から数々の“レバレッジ型バランスファンド”が登場し、一大ブームが巻き起こりました。
そして、2020年2月12日、「増やすための分散」という思想は変えず、“より前向き”な目的の達成に応えるために、世界の株式、REIT、債券および金の4資産に分散し、先物取引などを活用して純資産総額の5.5倍相当額の投資を行なう新しいバランスファンドをご用意しました。
日々のブレを示すリスク値は、株式やREITと変わらない高さが予想され、短期的な下落の大きさへも相応の“覚悟”が必要です。
しかし、長期で腰の据わった「本気の資産形成」をしたい方にとっては、またひとつ選択肢が増えたといえそうです。
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世界の株式、REIT、債券および金の4資産への分散投資により、収益の獲得をめざします。
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先物取引を積極的に活用し、信託財産の純資産総額の5.5倍相当額の投資を行ないます。
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年1回、決算を行ないます。
基準価額変動リスクの大きいファンドですので、ご投資の際には慎重にご判断ください。
投資対象資産と実質的な運用について
世界の株式、REIT、債券および金の4資産に、幅広く分散投資を行ないます。株式、債券および金への投資において、先物取引を積極的に活用することで、純資産総額の5.5倍相当額の投資を行ないます。資産配分比率は、設定時において過去データの検証に基づき、「株式・REIT」と、「債券・金」のリスクの大きさが概ね同程度となる(釣り合う)ような比率に定めました。
- ●当ページでは、世界の株式、REIT、債券および金の4資産への分散投資にあたり、先物取引の活用によって純資産総額の5.5倍相当額の投資を行なう運用手法を「5.5倍バランス(ゴーゴー・バランス)」としています。また、純資産総額の範囲で4資産に分散投資を行なう運用手法を「1倍バランス」としています。●株式、債券および金への投資には主に先物取引を活用します。先進各国の株価指数先物取引および国債先物取引、金先物取引においては、買建額に対する為替変動の影響がなく、為替変動の影響を受けるのは主に評価損益分と外貨建て証拠金となります。このほか、実質的に為替変動の影響を受けるのは、新興国の株価指数先物取引と海外REITおよび海外の現物資産となります。●当ファンドでは、上記の外貨建て資産などに対し、対円での為替ヘッジを行なう場合があります。●為替変動の影響を受ける外貨建て資産の実質的な割合(為替ヘッジを行なった場合には為替ヘッジ換算ベース)は、純資産総額の25~50%程度を想定しています。●上記の比率は、実質的な資産毎の比率(純資産総額合計の550%の場合の資産の内訳)です。原則、固定比率ですが、今後変更される可能性があります。●実際の運用は、純資産総額合計の550%とならない場合があります。また、資産毎の比率も変動します。●上記はイメージ図です。●上記の「1倍バランス」の資産配分比率は、「5.5倍バランス」の実質的な資産配分比率を5.5で除して(端数は四捨五入)計算したものであり、実在するポートフォリオではありません。●上記は資料作成時点のものであり、投資対象資産および資産配分比率は、変更される可能性があります。
現物に投資するか、先物に投資するかの観点から図解すると、下記のようなイメージになります。
- *1 日本国債等(現物)は、ファンドの資産構成上は「先進国国債」の400%に含まれます。*2 一部、現物資産に投資を行なうことがあります。●上記はイメージ図です。
例えば100万円を投資した場合、実質的な投資額がどのようになるかを整理してみましょう。
- *1 上記のほか、現物資産に投資を行なうこともあります。*2 外貨建てで決済される先物においては、評価損益分や外貨建て証拠金に為替変動の影響があります。*3 当ファンドが新興国株式への投資に際して用いる新興国の株価指数先物取引(米ドル建て)には、構成各国の通貨で算出される株価を米ドル換算することに伴ない、為替変動リスクがあります。*4 現物国債への投資にあたっては、主として日本国債に投資を行なうほか、海外国債に投資する場合には対円での為替ヘッジを活用するなど、為替変動リスクが限定的となるような対応を行ないます。●上記の比率は、実質的な資産毎の比率(純資産総額合計の550%の場合の資産の内訳)です。原則、固定比率ですが、今後変更される可能性があります。●実際の運用は、純資産総額合計の550%とならない場合があります。また、資産毎の比率も変動します。●上記の投資イメージ(例)は、100万円の投資資金に対して、550万円相当額(投資資金の5.5倍相当額)の運用が行なわれることを示すものであり、投資資金(元金)が実際に550万円に増えることを示すものではありません。●市況動向および資金動向などにより、上記のような運用が行なえない場合があります。
では「ゴーゴー・バランス」とは、今後どのようなリスクとリターンが想定されるファンドなのでしょうか
下記のシミュレーションからいえることは、日々のブレを表すリスクの値は世界REIT(為替ヘッジなし)などと同程度に高かったということ。つまり今後も、短期的には株式やREIT並みに下げる局面もありえます。
一方、シミュレーションでは「効率的な分散状態のまま5.5倍化する」という仕組みの力によって、長期の累積リターンは一般的な株式やREITを大きく上回っています。まさに長期資産形成の柱となり得る「増やすための分散」と呼べる結果です。
下記は過去のものおよびシミュレーションの結果であり、当ファンドの運用実績ではありません。
- ●リターンは月次リターンの平均を年率換算、リスクは月次リターンの標準偏差を年率換算しています。●信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成●世界株式および先進国国債は先物理論価格ベース、金は先物。先物理論価格ベースとは、各資産への投資に際して先物取引を用いると仮定した場合のリターンを示すために、日興アセットマネジメントが各資産の為替ヘッジ指数を用いるなどして算出したものであり、実在するものではありません。
- ●「5.5倍バランス」は、投資者の皆様に当ファンドの運用についてご理解いただくために、当ファンドが投資する各市場の代表的な指数を当資料作成時点の資産配分比率で合成、現金部分に対する日本円の1ヵ月物金利を加味し、月次リバランスをした結果であり、実在するポートフォリオの推移ではありません。上記は過去のものおよびシミュレーションの結果であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。当ファンドの実際の運用においては、売買コストや信託報酬、運用資産の規模、設定解約に伴なう資金流出入、実際に行なうリバランスのタイミングなどによる影響が生じます。そのため、当ファンドの運用成果が、上記シミュレーションと同様になることを約束するものではありません。 ●5.5倍バランス(シミュレーション)で使用した指数および参考として掲載している各資産で使用した指数は次の通りです。世界株式(先物理論価格ベース):MSCI ACワールド指数(配当込、為替ヘッジあり、米ドルベース)から米ドルの1ヵ月物金利を控除したもの、世界REIT(現物):S&P先進国REIT指数(配当込、円ベース)、先進国国債(先物理論価格ベース):FTSE世界国債インデックス(為替ヘッジあり、円ベース)から日本円の1ヵ月物金利を控除したもの、金(先物):ブルームバーグ金サブ指数(エクセスリターン*ベース)*エクセスリターンとは、先物取引のロールオーバーなどを考慮した指数です。先物取引がオフバランス取引であることや現地の金利が排除されていることなどから、現物資産への投資に為替ヘッジを行なった指数と概ね同じような値動きになります。
高い目標を定め、高めのリスクを受け入れる。
本気の長期資産形成に、
5.5倍の「増やすための分散」を。
「ゴーゴー・バランス」は、先物取引の活⽤による投資規模の「5.5倍化」と世界の株式・REIT・債券および金への「分散効果」、そして値動きによって変化した資産配分を当初比率に戻す「リバランス効果」*などによって、「資産形成の柱」となることをめざすバランスファンドです。
日々の値動きは世界REIT(為替ヘッジなし)などと同程度の大きさが想定されますが、徹底した長期スタンスで臨むことによって、単一資産への投資に比べて効率的でスマートな(賢い)資産運⽤のツールとなるものと考えています。
- *時価の値上がりによって資産配分比率が上昇した資産を売却したり、時価の値下がりによって資産配分比率が低下した資産を買ったりすることが、結果的に「割高なものを売り割安なものを買う」こととなり、長期間継続することによりプラスの効果が期待されるといわれること。
基準価額変動リスクの大きいファンドですので、ご投資の際には慎重にご判断ください。