長期だからこそ、
「イノベ投資」を混ぜておく。
グローバル・フィンテック株式ファンド
追加型投信/内外/株式
日興アセットは、株式100%での資産運用を設計するなら「インデックス投資にイノベーション投資を組み合わせては?」という提案をしてきました。

それは、
インデックス投資の補完になる投資。
あるいは、
まだS&P500などの上位にいない段階の銘柄などへの投資です。
下図のように、時価総額の大きさとは関係なく、定めたイノベーションテーマに沿うと考える銘柄から、今後の株価上昇期待への「確信度」によってポートフォリオを構築するイノベーション投資のファンドは、インデックス投資を補完するひとつのアイデアといえます。

長期投資だからこそ必要な「未来志向」の投資コンセプト
実際、日興アセットが考える「イノベーションファンド」の一例である当ファンドの上位組入銘柄を見ると、インデックス投資では見かけない銘柄も多く並びます。
当ファンドは、日興アセットと提携関係(2017年8月に一部出資)にある運用会社である米ARK社(アーク・インベストメント・マネジメント・エルエルシー)の助言を受けて運用しています。ARKは2014年創業で“イノベーション特化”の運用会社。社会やビジネスの在り方を変革する「破壊的イノベーション」の観点から、いわば“超成長株”を選び抜くユニークな運用会社です。
主要インデックスとは顔触れが異なるイノベーションファンド。
意味ある分散と成長機会の獲得に。
グローバル・フィンテック株式ファンド
組入上位10銘柄(全40銘柄)2024年12月30日時点
銘柄 | 比率 | |
---|---|---|
1 | ロビンフッド・マーケッツ | 9.1% |
2 | ショッピファイ | 9.0% |
3 | コインベース・グローバル | 7.4% |
4 | ブロック | 6.5% |
5 | パランティア・テクノロジーズ | 5.1% |
6 | トースト | 4.3% |
7 | メルカドリブレ | 4.3% |
8 | ロブロックス | 4.2% |
9 | ソーファイ・テクノロジーズ | 4.1% |
10 | アディオン | 4.1% |
[ご参考]
当社オール・カントリー指数連動のインデックスファンド
「インデックスファンドMSCIオール・カントリー(全世界株式)」
組入上位10銘柄(全2,515銘柄) 2024年12月30日時点
銘柄 | 比率 | |
---|---|---|
1 | アップル | 4.9% |
2 | エヌビディア | 4.3% |
3 | マイクロソフト | 3.8% |
4 | アマゾン・ドット・コム | 2.7% |
5 | メタ・プラットフォームズ | 1.6% |
6 | テスラ | 1.5% |
7 | アルファベット(クラスA)* | 1.4% |
8 | ブロードコム | 1.3% |
9 | アルファベット(クラスC)** | 1.2% |
10 | 台湾セミコンダクター | 1.0% |
**議決権が付与されていない株式
下の2つのグラフは基準価額の推移です。グラフの2つの線は、ファンドの基準価額と世界株式指数を示しています。
基準価額は信託報酬などすべてのコストを日々控除した後の数値。したがって、その基準価額の推移を見ると、そうした「顔触れの違い」がどう値動きに繋がってきたかが分かります。
グローバル・フィンテック株式ファンドの
設定来および2022年末からの基準価額推移
2022年末からの基準価額推移
強調しておかなければならないのは、主に2022年に起こった大きな下落です。2020年、世界中の投資家はARKが米国で注目していた銘柄群の勢いの良さに“殺到”し、それら銘柄の株価はさらに急騰していきましたが、2021年末頃からは、主に米国のインフレ対策としての高金利政策の影響などからそれらは一転、“暴落”と言って良いほどに下落。当ファンドは長い苦難の時を経験することとなり、今に至っています。
しかし2つめのグラフの、少なくとも2024年末までの2年間が示すのは、米金融環境の正常化の兆しを受けて、多くの“暴落”していたそれら銘柄が再び将来のイノベーションリーダーとしての期待を集め、株価も(今度はあまり大きな話題になることなく)大きく上がっていたという事実です。
もちろん、それら銘柄の今後の値動きを予想するのは難しいことですが、長期での期待と値動きへの覚悟をもって、こうしたファンドをインデックス投資に組み合わせることは、長期で構えられる方であればあるほど検討の価値があると今、日興アセットは考えています。

当ファンドのイノベーションテーマである“お金のデジタル化”とは、単なるキャッシュレス決済のことではない、イノベーション・メガトレンドだと考えています。
注目エリアは広く、
ミレニアル世代が消費の主役になることで生まれる新サービス
生成AIの進化が既存プラットフォームを覆す可能性
ブロックチェーンの浸透と暗号資産の投資資産化
などであり、まさにARKの視点と銘柄選別が活きるテーマのファンドといえます。

特にビットコインなど暗号資産に直接投資する投資信託やETFは日本では許可されていないため、今後のビットコインの浸透や投資資産としての認知拡大を、当ファンドへの投資で目配りしておくという考え方は、一考に値するかもしれません。

当ファンドに助言を行なうARKは、破壊的イノベーション関連銘柄とそうでない銘柄とでは、2030年までの時価総額の増加(≒株価の上昇)の期待値が、下図のように格段に異なるという見方をしています。
ARKが考える“2030年像”ではAIとブロックチェーンの存在感が大きく、それはイノベーション・メガトレンドであるフィンテック、つまり「経済活動全般の基盤であるお金のデジタル化」のエンジンとなるものです。

※円の大きさはイメージです。上記は推定および予想であり、将来の運用成果等を約束するものではありません。
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【ご参考】運用会社である日興アセットマネジメントからのお知らせ
2025年9月1日、日興アセットマネジメントは
日本の皆様に、当社にしかできない貢献をするという決意のもと「アモーヴァ・アセットマネジメント」に社名変更します。

新社名に込めた想い
新社名である「アモーヴァ/AMOVA」はアセットマネジメントのAMとMOVEとNOVA(ラテン語で「新しい」の意味を持ち、「イノベーション」の語源でもある)の3つから成る造語です。
近年の日本における資産運用への関心の高まりは、いわば自分で人生をMOVEしようとする人の拡大だと思います。これは長年の日本の投資文化の重要な転換だと考えます。
アセットマネジメント(AM)をムーヴ(MOVE)する――の想いを社名に込めた私達は、そんな日本の皆様に対し、多様な考え方のご提案と革新的な商品開発などにより、最も貢献する運用会社になりたいと考えています。
今後ともご愛顧のほど、宜しくお願いいたします。
ステファニー・ドゥルーズ
日興アセットマネジメント代表取締役社長