
「宇宙」は身近だ月よりも。
IoT時代のインフラ
SPACE

宇宙は遠い?




「宇宙」は近い。
月よりも。
宇宙はとても遠いイメージ。
国家プロジェクトや、特別な人が
大金を払って近づく場所というイメージ。
しかし…
実は[東京-宇都宮]くらいの
距離から先が「宇宙」。
この「近い宇宙」が今、熱い。
Why Space?
宇宙は思っているもより近くて、
人工衛星はすでに不可欠な存在になっていた。
でも、まだまだ足りないらしい。
天気予報や位置情報を利用したインターネット検索、衛星中継など、私たちは日常的に人工衛星にアクセスしている。








2018年現在で稼働している衛星だけでもこのようにみるとすごい数
にもかかわらず、衛星はますます増加する。特に、利用ニーズの高い小型衛星が大量に打ち上げられる見込み。
[ 人工衛星打ち上げ数の推移 ]( 1988年~2030年推計)
Union of Concerned Scientistsやアーク・インベストメント・マネジメント・エルエルシーのデータをもとに日興アセットマネジメントが作成 *2017年時点での人工衛星打ち上げ計画をもとにアーク社が推計 ※上記グラフ・データは過去のものおよび予想であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
民間の参入によりコストは低下し、
技術はますます進展。
宇宙の利用範囲は大きく拡がる。
電子部品の技術進歩や3Dプリンター・人工知能(AI)などの活用により、ロケットや衛星を“軽く・安く・早く”開発・製造することが可能になりました。政府や大企業だけでなく、大学やベンチャー企業、新興国、将来的には個人レベルでも衛星を持てるようになるかもしれません。

かつて1回の打ち上げに小国家の1年分の予算ほどのコストがかかった宇宙ロケット。米スペースX社は、ロケットと宇宙船の両方を再利用し、低コストでの打ち上げを初めて成功させた。
たとえば人工衛星の部品やロケットのエンジンなども3Dプリンタで製造可能。

超小型衛星も登場。その大きさは手のひらに収まるほど。超小型衛星の例
サイズ:10cm×10cm×10cm
重量:1.5kg


小さい衛星は落ちてくるときに大気層で完全燃焼されるので地面に落ちる心配もない。米国のPlanet社は2017年2月、1回のロケット発射で88の小型衛星を打ち上げた。

2018年2月にJAXAが打ち上げた世界最小レベルのロケットは電柱サイズ!全長:9.5m
重量:2.6t
JAXAの資料などをもとに日興アセットマネジメントが作成
大量の小型衛星を宇宙に運ぶための低価格な小型ロケットの開発も進む。
宇宙がどんどん“近く”なってきた。
これから、「高速大容量」「低遅延」「低コスト」な衛星インターネット通信時代の幕が開ける
たとえばいま、宇宙ベンチャー企業を中心に小型衛星を大量に打ち上げて、地球規模の衛星システムを構築する「衛星コンステレーション*」計画が多数動いています。
*コンステレーションとは「星座」を意味し、衛星コンステレーションは、複数の小型衛星を連携させて、大型衛星並みの通信やデータ取得などの機能やサービスをくまなく提供する仕組み
衛星のコンステレーション運用により期待される新しいインフラ網の例
宇宙はもはや特別な場所じゃない。
ビジネスが生まれ成長する、現実の経済圏。
人手不足時代の産業界では効率化は必須。いま地上で起きているイノベーションの多くも衛星通信が支えています。
地球を観測することで手に入るビッグデータや通信環境は、今後ますますIoTやAIの進化と結びつき、新たなインフラとして私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。

たとえばIoT林業機器。建機の位置情報や伐採した丸太の情報を衛星通信を使い自動で収集。効率的な林業を実現。

2018年11月に運用が始まった準天頂衛星システム「みちびき」の誤差は10cm以下。高精度測位により自動運転をはじめとした各種新技術の開発や実用化のスピードが一気に加速しそう。


衛星により海氷の状況変化を頻繁に監視。流氷が存在する海域でも、安全で経済的な航行経路を確保できる。

たとえば地球観測衛星データにより、感染症のリスクマップを作成。疾病流行を予測し、対策と予防のための措置を迅速に講じることに役立つ。

田畑や作物の健康状態を確認することで収穫量の予測が向上し、食糧価格の変動幅を抑えることにつながる。正確な位置情報による農機の自動運転にも期待。

衛星データを利用して、石油の価格変動を予測する先物投資情報提供サービスや、天候保険など新たな金融サービスも開発されている。

漁場までの最適な運航ルートを決定することで船舶の燃料も節約できる。養殖では水温や潮の流れから餌やりを管理するなど効率的な運営が可能に。
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