単一指数の――、ではなく“地球丸ごと”徹底分散した上での2倍
「2倍にするなら世界の株式に分散しないと」という商品設計で少額から大きな目標達成をめざすための

こんなの欲しかった。

市場規模や流動性、取引規制などの投資環境を考慮し、当社が投資可能と判断した世界各国の株式へ分散して投資を行ないますが、現時点ではカバーできない国・地域も存在します。

ひとことで言うなら、全世界株式への2倍連動ファンド。例えば、将来の目的達成に向けて時間はあるが少額の積立しかできない方が、リターン期待の方を高めた上で、自身の許容できる金額でリスク調整をしながら、「前向きな資産形成」にチャレンジしようとするためのツールです。

ただし日興アセットは、単一インデックスの「X倍」ではリスクが大きくなりすぎる可能性に鑑み、株式に2倍のレバレッジをかけるなら世界中に・地球上に・徹底分散した上で行なう設計としました。それが「2倍株(地球コンプリート)」という名前に込めたコンセプトです。


月1万円のインデックス投資が月2万円相当の効果に。

株式指数先物は、わずかな現金で投資のかたちをつくることができます。当ファンドはその仕組みを使うことで、長期資産形成の賢いツールとなることを目的に組成した「投信ならでは」のファンドです。

わかりやすく言えば、月1万円の投資であっても、将来の投資成果は2万円投資していたのと同じようになることを期待した設計のファンド。中身はインデックス投資ですが、仕組み(ルール)に工夫が施されたファンドです。

ただし、株式への2倍の投資のかたちをつくっている分、日々の値動きとしてのリスクは大きくなることには十分な理解が必要です。いわば、「途中のブレは無視して長期投資し、将来使う時には大笑いしていたい」と考えるような方に活用してもらいたい――という想いでつくられたファンドだと言えます。

当ファンドの値動きのイメージ

「グローバル2倍株」は株価指数先物取引を活用することで、「グローバル1倍株」に比べて、リスク(値動きのブレ)が大きくなる一方、リターンの向上が期待される。

市況動向および設定・解約による資金動向、収益分配の影響などから、日々の値動きが、「グローバル1倍株」の2倍になるとは限りません。中長期でみると、複利の効果により、「グローバル1倍株」のパフォーマンスとのかい離がプラスにもマイナスにも大きくなる傾向があります。そのため、累積パフォーマンスが2倍になる訳ではありません。当ファンドのリスクについては、目論見書等の「投資リスク」をご覧ください。上記は当ファンドの値動きについてのご理解を深めていただくためのイメージであり、実際の運用成果などを保証するものではありません。

米国を100%しっかりと。でも米国以外も100%同じだけ。

当ファンドは新興国までを含めた世界の株式市場を時価総額(株価×発行済株式数)ベースで広く押さえ、それを2倍化します。その際の1ヵ国の上限ルールは100%(純資産総額比)としているので、現在世界の時価総額の約50~60%を占める米国については、(2倍すると100を超えるため)100%の組み入れが続くと想定されます。

つまり、強い企業が集まる米国はしっかり100%分押さえた上で、それ以外の国の企業にも、もう100%分投資するかたちを持つことに。例えば1万円投資すると、米国に1万円と米国以外にも1万円分を投資しているかたちを持つことになります。

いわば“地球2個分”で国・地域の徹底的な分散を図りながらも、米国にはしっかり100%分投資している――まさに腰の据わった長期投資ツールとして活用したいファンドです。

株価指数先物取引の活用によって、純資産総額の2倍相当額を世界各国の株式に分散して投資を行なうこと。

世界の主要株式市場の時価総額
2024年6月末時点

上記は、資料作成時点における主要投資対象国・地域の代表的な株価指数の時価総額(日興アセットマネジメントが円換算)を掲載しています。使用した指数は以下のとおりです。日本:TOPIX(東証株価指数)、米国:S&P500種指数、欧州(ユーロ圏):ユーロ・ストックス50指数、英国:FTSE100指数、カナダ:S&Pトロント総合指数、豪州:S&P/ASX200指数、新興国:MSCIエマージング・マーケッツ指数。投資対象国・地域は随時見直しを行ないます。上記は、当ファンドについてのご理解を深めていただくためのイメージであり、実際の組入を保証するものではありません。信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成。上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。

指数に縛られないから時代にあわせてコンプリートが可能に。

長期投資をしかも“2倍パワー”で行なうにあたっては「地球をできるだけ塗りつぶす(国・地域を極力広く投資する)べき」と考える当ファンドは、MSCI全世界株式指数などといったひとつの指数に連動させるインデックスファンドではありません

S&P500などの主要指数先物はもちろん、ETFも駆使して時価総額ベースで世界の株式市場の大半を、いわゆる「全世界株式インデックス」よりも広範にカバーするルールをつくり、それをトレースしていきます。また、現時点では流動性の問題などで組み入れられないエリアの株式なども、将来的に組み入れてコンプリート(完成)できる点がユニークな特徴です。

市場規模などを考慮して世界各国の株式市場に分散して投資を行なうことで、時価総額ベースで世界の大半をカバーした運用。

ファンドの特色

1. 世界の株式に投資を行ない、収益の獲得をめざします。

2. 株価指数先物取引を積極的に活用し、信託財産の純資産総額の2倍相当額の投資を行ないます。

3. 購入時手数料はかかりません。

市況動向および資金動向などにより、上記のような運用が行なえない場合があります。
基準価額変動リスクの大きいファンドですので、ご投資の際には慎重にご判断ください。
指数の著作権等について
当ページに示す各指数の著作権等の知的財産権その他一切の権利は、各指数の算出元または公表元に帰属します。
  • 2022/08/31 作成
    2024/08/06 更新

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