ファンドのポイントや期待される効果などについてご紹介
2022年8月31日作成
2023年5月27日更新
過去のシミュレーション結果に見る
ファンドのポイントや期待される効果
ネット専用ノーロード・ファンドシリーズ「Tracers(トレイサーズ)」の第1弾として、2022年8月31日に設定された当ファンドは、米国株式と金先物を主要投資対象とし、先物取引を積極的に活用することで、純資産総額の200%相当額(米国株式100%、金100%)の投資を行ないます。
本レポートでは、下記の通り、ご紹介いたします。
- 当ファンドの投資対象
- 運用のポイント
- 先物取引の活用により期待されるレバレッジ効果
- 金を組み合わせることにより期待される運用効率の向上と下落抑制効果
➣ 当ファンドの投資対象
当ファンドは、米国株式と金に分散投資を行ないます。米国株式への投資では、S&P500指数に連動する投資成果をめざし、金には金先物取引を通じて投資を行ないます。
※米国株式には、マザーファンド*ならびに米国の株価指数先物を通じて投資を行ないます。
*マザーファンドは、S&P500指数(税引後配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざします。
米国株式(S&P500指数)米国の株式市場を幅広く捉える指数
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金(金先物)分散投資先として有効な資産
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※上記は、主な特徴を列挙したものであり、すべてを網羅したものではありません。 |
➣ 運用のポイント
当ファンドでは、下記のルールに基づいて運用を行ないます。値動きの特性が異なる米国株式と金を組み合わせることで、分散効果による運用効率の向上や下落抑制効果が期待されます。
また、先物取引を積極的に活用し、純資産総額の200%相当額の投資を行なうことで、レバレッジ効果(少額で大きな投資成果を得ること)が期待できます。
➣ 先物取引の活用により期待されるレバレッジ効果
先物取引を活用するメリットの一つに、レバレッジ効果が挙げられます。当ファンドの運用ルールに基づいたシミュレーションでは、金との組み合わせによる分散効果に加え、先物取引の活用によるレバレッジ効果や、長期投資に伴なう複利効果などの寄与によって、堅調なパフォーマンスとなったことが確認できます。
●S&P500:S&P500指数(税引後配当込み、円換算ベース)●金先物:ブルームバーグ金サブ指数(エクセスリターンベース、米ドルベース)
●S&P500(100%)+金先物(100%)(シミュレーション):S&P500と金先物を100%:100%の割合で合成し、月次リバランス
●S&P500(50%)+金先物(50%)(シミュレーション):S&P500と金先物を50%:50%の割合で合成し、月次リバランス
※エクセスリターンとは、先物取引のロールオーバーなどを考慮したものです。
※金先物は米ドルで決済される先物取引を活用しますが、買建額に対する為替変動の影響がないことから米ドルベースを掲載しています。なお、実際の金先物取引では、評価損益分や外貨建て証拠金については為替変動の影響を受けます。
※上記指数は、当ファンドのベンチマークではありません。
※信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は、過去の指数データをもとに算出したシミュレーションの結果であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。当ファンドの運用においては、売買コストや信託報酬、運用資産の規模、設定解約に伴なう資金流出入などによる影響が生じます。そのため、当ファンドの運用成果が、上記シミュレーションと同様のリターンを達成することを約束するものではありません。当ファンドの実際のパフォーマンスなどについては、開示資料などをご覧ください。
※純資産の200%の運用を行なうことなどから、当該シミュレーション期間中の値動き(リスク)が大きかった点には十分ご留意ください。
➣ 金を組み合わせることにより期待される運用効率の向上と下落抑制効果
米国株式に金を組み合わせることにより、運用効率の向上や下落抑制効果などが期待されます。当ファンドの運用ルールに基づいたシミュレーションでも、リターンの向上だけでなく、運用 効率の向上も確認することができます。
さらに、先物取引を活用し、純資産総額の200%相当額(S&P500指数と金にそれぞれ100% 相当額ずつ)の投資をしているにもかかわらず、S&P500指数に100%相当額投資した場合よりも最大ドローダウン*(DD)を抑制できていることから、下落抑制効果も期待されます。
*高値から最も下落した期間の下落率(最も悪いタイミングで投資を行なった場合の下落率)
●S&P500:S&P500指数(税引後配当込み、円換算ベース)●金先物:ブルームバーグ金サブ指数(エクセスリターンベース、米ドルベース)
●S&P500(100%)+金先物(100%)(シミュレーション):S&P500と金先物を100%:100%の割合で合成し、月次リバランス
※エクセスリターンとは、先物取引のロールオーバーなどを考慮したものです。
※金先物は米ドルで決済される先物取引を活用しますが、買建額に対する為替変動の影響がないことから米ドルベースを掲載しています。なお、実際の金先物取引では、評価損益分や外貨建て証拠金については為替変動の影響を受けます。
※リターンは月次リターンの平均、リスクは月次リターンの標準偏差を、それぞれ年率換算。
※上記指数は、当ファンドのベンチマークではありません。
※信頼できると判断したデータをもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は、過去の指数データをもとに算出したシミュレーションの結果であり、将来の運用成果などを約束するものではありません。当ファンドの運用においては、売買コストや信託報酬、運用資産の規模、設定解約に伴なう資金流出入などによる影響が生じます。そのため、当ファンドの運用成果が、上記シミュレーションと同様のリターンを達成することを約束するものではありません。当ファンドの実際のパフォーマンスなどについては、開示資料などをご覧ください。
※純資産の200%の運用を行なうことなどから、当該シミュレーション期間中の値動き(リスク)が大きかった点には十分ご留意ください。
「こんなの欲しかった」というアイデアをファンドの設計に取り入れ、「インデックス(指数)」や「独自に定めたルール」などのルールに沿って運用(トレース)する、日興アセットマネジメントのファンドシリーズです。