「なかなか付かない預貯金の利息」より「投信の分配金」の方がいい？
この比べ方はイエローカード！
分配金がどこから出ているか、正しく理解することが大切です。

預貯金として口座に置いてあるお金、なかなか利息が付かなくて、ため息付いている方もいるのでは。

一方、投信の分配金。

投資しているファンドや額に応じて、利息よりも大きなお金が定期的に口座に入金される場合も。

「利息に比べて分配金はいいわね！」・・・という考え方は、ピピー、イエローカードです。

ともに口座にお金が入ってきますが、投信の分配金は、預貯金の利息とは全く違います。

預貯金の利息は預貯金の元本はそのままで、プラスαで入ってくるもの。

投信の分配金は、運用している投信の一部を取り崩して支払われているもの。

ほら、全然違うものですよね？

分配金を支払うファンドを持っている人の中には、「基準価額が上がらない」「分配金が減った」といったことに不安や不満を覚えることもあるようです。

とはいえ、その仕組みがしっかり押さえられれば、分配金に対する印象は少し変わってくるかもしれません。