投信ノ心得

投信ノ心得28
預貯金と投信の違い「保証の有無」

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預貯金と投信の一番大きな違い、「保証の有無」。
そんなの知ってるよって声は多いと思いますが、投信は「元本が保証されない」ということは資産運用を始めるときに改めて肝に銘じておきたいもの。

「新NISA、投信で投資デビュー!」
そう意気込んでいる方のために、今回は預貯金と投信の一番大きな違いを押さえておきましょう。

それは、預貯金には元本や利息の「保証」が」あるということ。

預貯金は、預けられたお金を銀行などの金融機関が企業などに貸し出し、その利息の一部などを預金者に払っている商品。
金融機関の利益や損失の大小にかかわらず、元本は保証されあらかじめ決まった率の利息が支払われます。

一方の投信は、運用会社が投資先を決定しますが、手数料などを差し引いたあとの利益はすべて投資家のものになる商品。
市場の動きや運用の良し悪しによって成果が変わるため、元本や損益は保証されていません。

「長期・分散・積立で投信を使えば大丈夫」といった声を聞くこともありますが、「元本や損益が保証されているわけではない」という投信の特性を踏まえると、「万が一にも減っては困る」というお金での投資はしない方がいいでしょう。

当面使う予定がないお金や、増やしていきたいお金には、投資を使った資産運用にもぜひチャレンジしていただきたいと思います。

  • 預貯金(普通預金や定期預金)は1人当たり、1金融機関ごとに、元本1,000万円と利息等が保護されています。

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