投信ノ心得

投信ノ心得34
少額からでも買えるワケ

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「欲しい分だけ」買えるお肉やお惣菜、便利ですよね。
実は投信も同じです!

今や投信は100円からでも買える時代。
ただ、新聞やホームページを見ても、100円の投信は見つけられません。

「100円の商品がないのに100円で買える」とは、どういうことでしょう?
実は、この「100円から」というのは、あくまでも投資金額のこと。

つまり、「100円を支払えば、100円分の投信を買うことができる」という意味です。

たとえば、精肉店には、「100gあたり300円」といった値札が貼られ、お肉が量り売りされています。
そして、1,500円を支払えば、500gのお肉が手に入ります。
投信もこれと同じ。

もちろん投信の単位はグラムではありません。
「口数(くちすう)」を取引単位として計算し、新しく作られた投信は、通常1口=1円で運用を開始し、運用成果によって日々値段が変わっていきます。

投信の基準価額は、「1万口あたり8,000円」のように通常1万口あたりの値段で表記されます。
そして、お肉と同様に欲しい金額分で投信を購入することができるのです。

つまり、
5,000円を支払えば6,250口
(5,000円÷8,000円×10,000口=6,250口)
500円を支払えば625口
(500円÷8,000円×10,000口=625口)
の投信が手に入るというわけです。

投信がいくらから買えるかは、販売会社によって異なりますが、投信を買うためのハードルは数年前に比べて下がっているので、身構え過ぎずに投資にチャレンジしてほしいと思います。


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