楽読Basics(ラクヨミベーシック)
▶ お金のキホン
▶ お金のキホン
① お金の耐久力
「使うというモノサシ」でお金の力を測ってみれば、持っておきたいお金が見えてくる。
お金を使うことって、楽しいですよね。
たくさんお買い物をしたり、旅行に行ったり。
でもそんなときにふと感じる将来の不安。
漠然と「もっとお金を貯めておかなくちゃ」と思いがちですが、ちょっと具体的に考えてみませんか。
「〇歳になったときに、〇〇万円持っておきたい」と、なかなかそんなふうに金額を決めるのは難しいことですが、「毎月いくら使えたらいいだろう?」と考えてみるのが近道になるかも。
たとえば65歳で1,000万円。
なかなかの大金ですが、これを20年で取り崩すとしたら、毎月4万2,000円。
意外と少なく感じますか?
これだけだともちろん生活は厳しいですが、生活の基盤となるお金のプラスアルファとして存在するとしたら?
公的年金はあてにならない…とよく耳にしますが、これをゼロとして将来設計するのはちょっと悲観的すぎ。
年金を将来の生活基盤として、そのプラスアルファでどれだけの取り崩しのチカラのあるお金――つまり「耐久力のあるお金」を持っておきたいか?と考えてみては。
おいしいものをたくさん食べたい!
旅行もいろいろ行ってみたい!
趣味をもっと充実させたい!
「だったら毎月〇万円は使いたいな…」
そんな前向きな考え方でとらえれば、もっと明るく資産運用について考えられそうです。
これから私たちと一緒に、お金のキホン、考えてみませんか?