楽読Basics(ラクヨミベーシック)
▶ 投信の仕組み
▶ 投信の仕組み
❸ 投信は詰め合わせ<前編>
気になる中身は〇〇でチェック! 投信がもっとよく分かる。
ウォレッタとマネタンが取り寄せた、美味しいものの詰め合わせ。
何が入っているのか、お品書きを見るのも楽しそうですね。
これ、投資信託もちょっと似ています。
投信も、いわば詰め合わせの箱。
そしてその箱の中身を説明した書類も必ずセットになっています。
「投信の箱」の中身は「有価証券」。
大きく分けて、株式・債券・REIT(リート/不動産賃貸に特化した法人の発行した株式のようなもの)の3種類です。
そして「箱の中身を説明した書類」は「目論見書(もくろみしょ/設計書のようなもの)」といい、これには必ず、どういう方針で何を「箱」に入れるかが規定されています。
ウォレッタの取り寄せた「甘いもの大好きセット」は「和・洋・創作菓子の詰め合わせ」でした。
同じように投信もそれぞれに「ファンド名」があり、「追加型/内外/資産複合」のような分類が制定されています。
この分類は投資信託協会が定めたもので、どの投信にも上記のような3つの区分が必ず当てはめられています。
それにより「箱」の方針が大まかに理解できるのです。
この分類の右側(3つめ)が“「何の」有価証券か”を示していて、大まかに、株式なのか債券なのかREITなのか、そしてそのミックスなのかを確認できます。
「詰め合わせ」の中身が分かると、自分にぴったりのものが見えてきます。
次回は「何の」の部分をクローズアップして、さらに投資信託への理解を深めましょう!