Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)の純資産総額が300億円を突破!(2024年6月26日時点)
米国株式に投資をするなら、時代のトレンドを反映するトップ10企業に集中投資を考えたい――という
こんなの欲しかった。
大型株で構成される米国の株価指数「S&P500指数」。
そんなS&P500指数の中にあって存在感を示す10社に注目したのが、「S&P500トップ10指数」。
そして、S&P500トップ10指数*1に連動する投資成果をめざす世界初*2のインデックスファンドが、当ファンドです。
投資対象を広げる「分散投資」は、リスクを抑え、長く投資を続けるうえでは知っておきたい考え方。しかし、分散投資ではなく、より高いリターンを目指して投資対象を絞り込む「集中投資」も、押さえておきたい考え方だといえます。
当ファンドを通じて考えた
“長く続けられる集中投資の在り方”
S&P500トップ10指数は、今の世界経済をリードする米国のビッグテック企業を中心に構成されています。しかし、GAFAM*3やマグニフィセント・セブン*4などに投資対象を「固定」しているわけではありません。
10年、20年という時の流れの中で「変わりゆく主役級の企業10社に集中投資する」のが、当ファンドのコンセプトであり、集中投資を長く続けられる一つの方法になると考えました。
❶ |
長く続けるために、時代の移り変わりを捉え続ける。 |
今は、「時代の寵児」と呼ばれる企業のビジネスモデルが、数年後には時代遅れになっても不思議ではない、VUCA(ブーカ)*5といわれるほど変化の激しい時代です。そしてこれは、時代の変化を捉えずに投資先を固定することが、投資機会を逃してしまうことにつながる可能性の高まりを意味しています。
しかし、選ぶルールは決めるけど、投資企業は固定しない運用なら、時代が変わり企業の浮き沈みがあったとしても、柔軟に変化を捉え続けることができると考えられます。
投資企業の選定の考え方のイメージ
❷ |
幅広ではなく、絞り込む。S&P500の上位10社に限定。 |
米国を代表する約500銘柄で構成されるS&P500指数の中から、時価総額の上位10社に限定しているのが「S&P500トップ10指数」。
S&P500指数を10社に絞り込みながらも、構成銘柄は毎年見直すというルールを採用しています。
S&P500トップ10指数の構成銘柄について
❸ |
近年の値動きが顕著なS&P500トップ10企業。 |
S&P500トップ10指数の値動きを見てみると、近年、S&P500指数との間に大きな乖離が生じていることが分かります。
また、世界経済にも大きな影響を及ぼす10社を対象とするS&P500トップ10指数は、米国株式市場だけでなく、世界経済をリードする企業の動きを捉えているともいえそうです。
S&P500トップ10指数の推移
S&P500指数と組み合わせると?
積立でその効果を確認
積立シミュレーション
「S&P500指数」に「S&P500トップ10指数」を組み合わせたら、いくらになっていたのかシミュレーションしてみましょう。
❹ |
S&P500の中でも際立つトップ10企業の存在感。 |
「米国株式市場全体の動きを捉える」という目的であれば、約500銘柄に投資するS&P500指数は一つの選択肢。しかし、その構成比率は、約500銘柄に均等に配分されているのではなく、時価総額の大きさに応じたもの(時価総額加重平均)となっています。
時価総額の大きさで選ばれたS&P500トップ10指数の構成企業は、10社と少ないものの、S&P500指数の動きにも大きな影響を与える存在です。
S&P500指数の構成比率の内訳
世界経済をリードする
S&P500指数の時価総額上位10社
S&P500トップ10指数は、米国をはじめ世界各国に多くのユーザーを持つサービスや幅広く使われている製品を提供する企業、世界的にも知名度の高い企業で構成されています。
S&P500トップ10指数の構成銘柄
2024年6月末現在
マイクロソフト Windows、OfficeやクラウドサービスAzureを展開。生成AIのChatGPTで話題のOpenAIと提携。 |
エヌビディア AIやゲーム、ロボティクス分野などで活用される画像処理用の半導体(GPU)を開発。 |
アップル Mac、iPhone、iPadなどのブランド力の高いハードウェアを提供。 |
アルファベット 検索エンジンGoogleやYouTubeなどのサービスを展開。スマートフォン用OSのアンドロイドも提供。 |
アマゾン・ドット・コム 日本でも有名な電子商取引(EC)サービスに加え、クラウドサービスや広告ビジネスを展開。 |
メタ・プラットフォームズ Facebook、InstagramといったSNSをグローバルで展開。近年はメタバース関連の事業にも注力。 |
バークシャー・ハサウェイ 世界的なカリスマ投資家が率いる投資会社。保険を中核に、鉄道輸送やエネルギーなどの事業も有する。 |
イーライリリー グローバルに展開する大手製薬会社。近年販売を開始した糖尿病治療薬や肥満症治療薬の需要が急速に拡大。 |
ブロードコム 半導体の設計・販売などを行なっており、iPhoneなどのデバイスに搭載される半導体チップやデータセンター向けストレージなどを手掛ける。 |
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー 投資銀行、証券取引、資金決済など多岐にわたるサービスを提供する世界屈指のグローバル総合金融サービス会社。 |
S&P500指数と組み合わせると?
トップ10企業の“濃さ”を確認
構成比率シミュレーション
「S&P500指数」に「S&P500トップ10指数」を組み合わせてみたら、「S&P500トップ10指数」採用企業の比率がどれくらいになるのかシミュレーションしてみましょう。
社員が語るTracers
トップ10企業への集中投資、どう使う?