2022/09/30 作成


阿部 慎太郎(資産運用サポート部):
わたしが社会人になりたての頃、日本の個人金融資産はだいたい1,500兆円くらいだと言われていました。そのうち1,800兆円になって、最近発表された最新統計では2,000兆円を超えています。しかしその中で投信の保有割合ってまだ5%にも満たないんですよね。運用会社として、そこを拡大していきたいという強い想いがまずあります。

*2022年6月末時点

奥村 崇(資産運用サポート部):
つみたてNISAが普及してきたこともあり、一般の方が資産運用にアクセスしやすくなってきたのは非常に良い流れですよね。

今任 英信(投信インフォメーション部):
同世代のいわゆるミレニアル世代同士で会話していると、こういう仕事をしてるのでやはり資産運用の相談みたいな話になります。確かに「つみたてNISAはもうやっているよ」という友人が多いです。その上で、プラスアルファでやるとしたら何がいいのかと聞かれることも多くなりました。その時にいつも思っていたのが、私自身のおススメのファンドはあるけれど、それがそれぞれの人に合ったぴったりフィットしたものなのかな、ということでした。

金澤 拓也(商品開発部):
年代とか、投資家のその資産構成とかによって、どのようなリスクを取るのがいいのかは、本当は全然違っていますしね。例えば毎月少額の積み立てしかできない若年層の方がいたとして、でも時間は十分ある。そういう方には少しリスクを高めて2倍にしておくとか、例えば金(ゴールド)も追加で持っておくとか、いろいろな選択肢があると思います。

阿部:
インデックスファンドももちろんひとつの正解だと思います。ただ別解を持っておく必要もある。正解と別解を持つことで選択肢が拡がります。別解のひとつとしてTracersを育てていきたいですね。インデックス投資家にとっての次の選択肢であり、あるいはこれから投信にエントリーする方にとっても最適なソリューションを提供しているシリーズファンドとして認知してもらえるようになりたいと思っています。

有賀 潤一郎(商品開発部長):
Tracersはシンプルにしっかりと設計されたものをコストを抑えながらルールベースで“トレース”していこうとするファンドシリーズです。インデックス投資も視野に入れ、いろんな選択肢があるということをTracersを通じて訴求していければいいのではと思います。


金澤:
今後の商品開発としても、それこそTracersのアイデアは無限大、という話がありましたけど、まさにいろいろな選択肢がある中で、次に何をするかということが一番難しいところではありますね。何と何をどの割合で組み合わせるかとか、バックテストではこれが良かったということだけでは決めきれません。現役世代の方だったらこの割合の方がいいよね、とか様々な考え方があります。投資家のニーズなども取り入れ、その中で最適解を見つけていく過程は大変ですが、非常にやりがいもあります。

有賀:
つみたてNISAの口座で投信を買われてる方が非常に増えているので、そういう方にとってはつみたてNISA以外の商品は選ばれにくいのかもしれない。もうド直球で●●インデックスファンドのようなものもTracersで出していくっていう選択肢もあるでしょうし、そこはまた議論していきたいなと思っています。

今任:
議論といえば、Tracersブランドとしてのロゴやデザインのところ、すごく盛り上がりましたよね。最終的に「ルールに沿う=なぞる」というイメージで羽ペンのイラストをあしらったネイビー色のデザインに落ち着きましたが、社内のみなさんすごく熱いものをお持ちで。どこに集約させるか、価値判断は非常に難しかったです。

奥村:
ロビー活動してましたよね、今任さん。このデザインでどうですか?って社員の一人一人に。

今任:
はい。いろいろと活動しました。笑

有賀:
ネット専用・ノーロード・低コストのファンドシリーズって他社もいろいろ提供していますから、その中でTracersを広めていこうというのはなかなか簡単な話ではないけれど、でも目標は大きく持ちたい。Tracersをインターネットを利用している日本中の人が知っている、というところになるまで頑張らないと、と思っています。Tracersはそうなれるくらいの大きな可能性があると信じています。皆で悩み倒したTracersのロゴが、日本中の皆が知ってるくらいになれるといいよね。

今任:
誰もが知っているファンドのシリーズブランドになる、そんな未来ですよね。Tracersシリーズで今後、様々なラインアップがそろってくると思います。今度また友人から相談を受けたときに面白いファンドシリーズがあるよと紹介しようと思っていて、その時を楽しみにしています。

金澤:
Tracersのキャッチフレーズにもありますけれども、やっぱり「こんなのほしかった」ですかね。あったらいいなというワクワク感があるものをぜひ、投信業界に投げ込んでいきたいなと。Tracersで大きな変化を起こしていきたいと思っています。


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