「こんなの欲しかった」をデザインし、ルール通りに運用(トレース)する
ファンドのポイント
“おとな”だからこその悩みから生まれた投資信託
預けっぱなしの銀行預金や退職金といった「まとまったお金」。教育資金や住宅購入のための頭金づくりのための「期間を決めた積立投資」。
株式ファンドだけの運用でいいのか悩んでしまう、リスクが気になって踏み出せないといった声に応える投資信託が、「Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)」です。
1つのファンドで株式・REIT・債券に国際分散投資
“おとな”の資産運用は、お金を大きく増やすことだけが目的ではありません。「インフレに負けない」「預貯金よりも少し高いリターンを目指す」などもそのひとつです。
そこで重要になるのが、リスクが大きくなり過ぎないように注意して、ゆったりと落ち着いたスタンスで投資を続けること。
そのため、当ファンドでは、リスクを抑える方法の代表ともいえる「資産分散」の考えに則り、世界の株式・REIT・債券に分散投資を行ないます。
ファンドの投資対象資産と地域
均等ではなく、リスクに応じて資産をバランスする
バランスファンドの中には、分かりやすさを重視して、「各資産の配分比率を同じにする」という考え方を採用するものがあります。
しかし、そうすると株式やREITといった高リスク資産の比率が高くなり過ぎるため、当ファンドでは、各資産が基準価額に与える影響度合いが同程度になる配分を探し、その基本資産配分を固定するというシンプルな設計を採用しました。
これにより、株式やREITといった「高リスク資産は少なく」、債券のような「低リスク資産は多く」組み入れることとなり、特定の資産の影響を受け過ぎないバランスを実現しました。
当ファンドと均等配分型バランスファンドのイメージ
基本資産配分比率の変更は、原則として行ないません。各資産における地域別配分比率(マザーファンドの組入比率)は市場規模に応じた配分とします。
ゆったり持つためのリスク・マネジメント
当ファンドは、グローバルに分散投資をするために、国内外の株式・REIT・債券に投資しますが、これに為替も含めてそれぞれのリスクの大きさが等しくなるように「リスク・パリティ*」を意識して資産配分を決定しています。
リスク・パリティは、特定の資産の影響を受けにくくする運用手法で、長期で安定したパフォーマンスを生み出すことが求められる年金基金などでも採用されています。
リターンではなくリスクに着目してリスク・パリティを取り入れることにより、一つの資産への集中投資に比べて、価格変動リスクの低減とリターンの安定化が期待できます。
当ファンドの基本資産配分の考え方
*リスク・パリティを概ね実現するために、各資産の価格変動リスクおよび外貨建て資産の為替変動リスクについて、ファンド設定時点における過去長期間のデータを基に、日興アセットマネジメントが独自に各資産の組入比率を決定しました。なお、設定後の価格変動リスクおよび為替変動リスクの変化に応じた基本資産配分比率の変更は、原則として行ないません。上記は当ファンドについてのご理解を深めていただくためのイメージであり、実際のリスクなどの運用成果等を保証するものではありません。
「高過ぎず低過ぎない」リスク・リターンを目指すなら
工夫を凝らした商品設計により、ハイリスク・ハイリターンといわれる株式やREITとは違い、当ファンドのリスクとリターンのバランスは、落ち着いたものになると期待されます。
「預貯金に預けっぱなしのお金からの最初の一歩」や「リスクをあまり取りたくない方のための初めての投資信託」として、ご活用いただきたいのが「Tracers グローバル3分法(おとなのバランス)」です。
各資産と当ファンドのリスク・リターンのイメージ
上記は当ファンドについてのご理解を深めていただくためのイメージであり、実際のリスク・リターンなどの運用成果等を保証するものではありません。
費用について
購入時 | 購入時手数料:かかりません |
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保有時 | 信託報酬:年率0.1089%(税込) ※「その他の費用・手数料」もございます。 |
換金時 | 換金手数料:かかりません 信託財産留保額:かかりません |
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はじめ方が分からない、これでいいのか分からないなど、資産運用にチャレンジする人が抱きがちなあんな話やこんな話。
少しでもスッキリできるようにいろいろな話題を取り上げています。