健康寿命が世界一の長寿社会を迎え、人生100年時代と言われる日本。長生きリスク*といった言葉も耳にするようになりました。そこで、素敵な『潤いのあるくらし』を目指していただくよう、「投資ってなんだ!?」では、上手にお金に働いてもらう方法や投資の不安を解消するためのヒントなどを、いろいろな切り口で紹介していきます。みなさまの資産運用の一助になれば幸いです。
- 長生きすることによって貯蓄を使い果たしてしまうこと
『潤いのあるくらし』を目指すために・・・
ここで言う『潤いのあるくらし』とは、直感的に言えば、歳をとって孫にお小遣いをあげるとか、旅行も東京から熱海ではなく九州に行ってみようとか、すこし違ったことができるくらしの元手(お金)を指します。“潤い”のある・なしで言えば、最低限必要な生活費は潤いのない部分で、少し遠くまで旅行できることが潤いの部分、といったイメージでしょうか。
では、“潤いのあるくらし”を目指すためには、どういった行動を取ればよいのでしょうか。その答えは、少額からでも投資をはじめておくことだと思います。
もちろん投資にリスク(振れ幅)はありますが、上手に付き合うことができれば、それに見合ったリターン(収益)が期待できますし、“潤い”のための備えにもなるのです。

お金に働いてもらおう!
人は、何もしないでじっとしていては何も起こりません。もちろん、じっとしていて良かったということもありますが、何か行動を起こせば大きなチャンスを手にすることができるものです。お金に関しても同じことがいえます。お金を活用せずに貯める、別の表現をすれば“お金を寝かす”だけでは、増えないどころか出費だけで減っていくかもしれません。もし “お金に働いてもらう” ことができれば、経済成長とともに増える可能性だってあるのです。
この“お金に働いてもらう”ことが投資です。長く持つ(長期投資)、複数の資産に振り分ける(分散投資)、世代別に投資方法を変えるなど、ひと手間かけるだけで、理想とする“潤いのあるくらし“にグッと近づいていくかもしれないのです。
“お金を寝かす”部分はもちろん必要ですが、ひと手間かけて、少額からでも“お金に働いてもらう”ことでメリットをもたらすんだということを、「投資って何だ!?」で感じていただければ幸いです。
