NikkoAM - Amova

私の「MOVE」|My MOVE


止まらずに進み続けること

私にとって「MOVE」は、仕事とプライベートのどちらにおいても常にそこにあるものであり、自然に取り入れてきたものです。たとえば仕事面では、毎日必ず前進することを自らに課しています。調子が良い日はスピード感を持って、そうでない日も一歩でも前に進むことを意識しています。

特に大きな課題に直面している時や困難な局面にある時こそ、絶対に立ち止まらないことを決めています。私は仕事でもプライベートでも、自分の志を実現するために高い目標を掲げてきました。もちろん今現在もそうです。目指すものを実現するために、常に考え動き続けています。

仕事面での「MOVE」な話はたくさんありますが、印象深い「MOVE」は、モルガン・スタンレーの資産運用部門での経験です。バンカーとして入社した私は、がむしゃらに働き、常に動き続けていました。男性が多く競争の激しい環境の中で孤独や辛さを感じることもありましたが、それでも毎日少しずつでも前に進むことをやめませんでした。必ず実績を出そうという信念があったからです。

そして入社から2年以内という短期間で収益性の高いビジネスを築き上げることに成功しました。ゼロからビジネスを立ち上げるという非常に困難で大きな挑戦でしたが、自らを信じそれをやり遂げたことをとても誇りに思っています。

その後も自分を前進させることを続け、最短でマネージング・ディレクター(MD)への昇進を果たしました。当時としては、非常に珍しいケースだったそうです。このステップアップや経験は私のキャリアの礎となりました。


シングルマザーとして、養子縁組という挑戦

プライベートでも大きな「MOVE」に挑戦してきました。2005年、養子を迎えることを決意したのです。実子がいる中で、里親にもなりたいという思いがありました。

仕事面ではマネージングディレクター(MD)になる前年のことで、多くの厳しい目標を達成しなければならず、私のキャリアにおいて非常に重要で困難な年でもありました。長時間労働は当たり前で、それこそ365日24時間働いているような日々でした。

実子はまだ幼く、私はシングルマザー。そんな中で養子を迎えるという決断に多くの人が反対しましたし「無理だ」とも言われました。それでも私は一度も諦めようとは思いませんでした。仕事も子どもたちとの生活も、どちらも手放したくなかったのです。

実際、仕事と子育てと養子の受け入れを同時に進めることは非常に大変でした。その後、私はさらにもう1人の子どもを出産し、3人を育てる母親になりましたが、仕事にも情熱を持って取り組み続けました。困難もありましたが、充実していました。

複数の大きなことを同時に進めるのは体力的にも精神的にも厳しいものです。しかし、だからといって何かを後回しにするという考えは私にはありません。プロセスをつくり、一歩ずつ進めていけば必ず目標にたどり着けると信じています。


どんな時も、志に正直に

人生のどの局面においても、自分の志に正直に前へ進むことが大切だと私は考えています。今日を昨日より少しでも良くするために行動すること、それ自体が大きな前進です。そうした積み重ねが、結果として継続的な成長や向上につながると信じています。

いま、私の3人の子どもたちは大学生や高校生になりました。最新の個人的な「MOVE」は、子どもたちと共に動物保護の活動に取り組んでいることです。志と誇りをもって活動をしています。仕事とプライベートのどちらも手を抜きません。どちらも諦めず、毎日進み続けています。

私は会社のトップとして社名変更の歴史的な瞬間にいられることに大きな喜びを感じています。資産運用に対する投資家のニーズや要件はますます高度化しています。私たちの使命は日本のすべてのお客様のためにベストな商品、戦略を提供していくことです。そのために、私たちは決して立ち止まることはできません。

「アセットマネジメント(AM)をムーブ(MOVE)する」――新社名の「AMOVA(アモーヴァ)」にはそんな想いが込められています。社員の皆さんとともに、これからも前進し続けていきたいと思います。


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2025/06/02 作成