【イベントレポート】楽天証券ETFカンファレンス2021

「楽天証券ＥＴＦカンファレンス2021」でのパネルディスカッションに参加しました

2021年11月27日、「楽天証券ＥＴＦカンファレンス2021　あなたならどうする？今後の資産運用」が行われました。昨年に続いてオンラインでの開催となりました。
当社は今年で９回目の参加で、当社ＥＴＦセンター・シニア・アドバイザーの今井が、パネルディスカッション『世界と日本におけるＥＴＦ投資の展望』に登壇しました。

楽天証券 常務執行役員株式・デリバティブ事業本部長 土居氏の司会進行により、他2社のパネリストの方とともに投資家の皆様のご質問にお答えしました。当社今井による回答の一部を掲載させていただきます。

100万円あったらどういうＥＴＦを組み合わせて投資する？

今井：　長期投資で考えてほしいのですが、外国債券・外国株式ＥＴＦへの投資比率を4:6（40万円：60万円）でしてみてはいかがでしょうか。当社はいち早く、東証に上場する外国債券ＥＴＦを出し、世界の国債に分散投資ができるツールとしてご用意しています。そして、米国を代表する米株3指数に投資できるＥＴＦもあります。どちらのアセットクラスのＥＴＦも投資家が増え、純資産残高が増加してきています。

■『債券3姉妹ＥＴＦ』純資産残高推移（2015年12月末～2021年10月末）

信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。

■『米国株3兄弟ＥＴＦ』純資産残高推移（2015年12月末～2021年10月末）

信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成。
グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。

また、グローバル投資を考えると、米国とともに、中国の経済成長も外せないので、当社の中国株ＥＴＦ上場パンダ【1322】も外国株投資で組み合わせて、長期の資産形成ツールとしてご活用いただくのもよろしいかと考えています。

日銀のＥＴＦ大量買いなどで市場のパッシブ化が進むと、日本株市場への弊害はないのか？

今井：　市場の価格形成機能が損なわれるという悪影響や、現在、日銀が行っている大量のＥＴＦ買いのように、半ば官製市場化する懸念をもっている方からのご質問をいただきました。株価の価格形成が歪んでいるという点については、日銀のＥＴＦ買い入れにともない2010年3月末から2021年9月末までのデータを検証したところ、市場の値付け率の向上、市場の価格形成機能の改善が見られました。

また、PERが割高・割安と日銀ＥＴＦ買い入れとの関係について、実証がなされていないかもしれないとのコメントをしました。また、指数連動型のＥＴＦでも投資企業とのエンゲージメント（対話）を運用会社各社でも行っているので、パッシブ投資であっても、企業の価値向上に寄与できるよう努力している点をお伝えしました。

日本籍ＥＴＦの信託報酬は、米国籍よりも高いのではないか？

今井：　将来の規制対応コストも見越し、継続的にサービスができる水準を勘案して慎重に運用各社が信託報酬料率を決めています。

今井がパネルディスカッション中にご紹介したコラムはこちらからお読みいただけます。

『コラム もっと知りたいETF』

当社では、ＥＴＦサイトや当サイト「WE LOVE ETF」のみならず、Twitterでも資産運用や当社ＥＴＦについての情報配信を随時行っております。ご関心のある方はぜひ、こちらからTwitterのフォローをお願いいたします。

引き続き日興アセットのＥＴＦをよろしくお願いいたします。

コンテンツ内の当社ＥＴＦの正式名称と商品ページ

【1486】上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし）

【1487】上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり）

【1566】上場インデックスファンド新興国債券

【1677】上場インデックスファンド海外債券（FTSE WGBI）毎月分配型

【1547】上場インデックスファンド米国株式（S&P500）

【2521】上場インデックスファンド米国株式（S&P500）為替ヘッジあり

【2562】上場インデックスファンド米国株式（ダウ平均）為替ヘッジあり

【2568】上場インデックスファンド米国株式（NASDAQ100）為替ヘッジなし

【2569】上場インデックスファンド米国株式（NASDAQ100）為替ヘッジあり

【1322】上場インデックスファンド中国Ａ株（パンダ）E Fund CSI300