ETFの歴史③~日本編~2001年 日経225、TOPIXのETFが取引所に上場
- 2018年12月18日
2001年7月13日、東京証券取引所と大阪証券取引所に5本のETFが上場しました。日経225連動型のETFが3本、TOPIX連動型のETFが2本です。
- ダイワ上場投信−トピックス(1305) 大和証券投資信託委託
- TOPIX連動型上場投資信託(1306) 野村アセットマネジメント
- ダイワ上場投信−日経225(1320) 大和証券投資信託委託
- 日経225連動型上場投資信託(1321) 野村アセットマネジメント
- 上場インデックスファンド225 (1330) 日興アセットマネジメント
しかしながら、前回、背景をお話ししたように、株式市場活性化や、銀行が保有していた株式の売却のためのものとして制度がスタートしたことから、限定的な株価指数に連動するETFしか組成ができませんでした。2001年時点では、金融庁によって指定された4つの株価指数のみ、それ以降も日本の業種別の株価指数が追加されますが、日本株の指数に連動するETFしか組成できない状況だったのです。
どうなる?!日本のETF
制度スタート直後は、機関投資家の株式バスケットの拠出もあり、残高が急伸する場面もありましたが、一巡後は伸び悩む状況が続きました。景気は一向に回復せず、国内市場は低迷したままでした。
そして、2007年12月21日、金融庁から「金融・資本市場競争力強化プラン」でETFの多様化が掲げられることになりました。外国株、債券、コモディティ等の価格・指数に連動するETFの組成の道が開けたのです。
日本株以外のETFの誕生によって、ETFを取り巻く環境はどのように変化していくのでしょうか?
1330 - 上場インデックスファンド225 (愛称:上場225)
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