日経平均株価とTOPIXはどう違う?
日本のETF市場の中心を担う2つの指数を大解剖!

投資初心者にこそ知ってほしい 、ETFの魅力~ここがすごいよETF?

  • 2019年04月09日

日本のETF市場の純資産残高は、2019年3月現在、国内上場のもので40兆円近くにも上ります。実はこのうち、30兆円以上が日経平均株価とTOPIXに連動している銘柄だとご存じでしたか?今日は、日本の2大ETFとも言えるこの2銘柄についてご紹介します。

1. 実は知らない、日経平均株価とTOPIXの違い

普段ニュース等で日経平均株価とTOPIXという言葉を耳にすることは多いかと思います。どちらも経済の状況を表す数字ですが、その中身は意外と知られていないもの。では、詳しく見ていきましょう。

東証一部上場の全銘柄で構成されるTOPIX

TOPIX(東証株価指数)とは、東証一部に上場している約2,000社もの企業の株式で構成される指数です。東京証券取引所が算出・発表しており、時価総額の規模によって構成比率が決まるのが特徴です。銘柄数が多く、1銘柄の全体に対する価格へのインパクトが比較的小さく抑えられています。

代表的な225銘柄で構成される日経平均株価

日経平均株価は通称「日経225」とも呼ばれTOPIXと並ぶ日本を代表する指数です。東証一部に上場している225銘柄で構成され、算出は日本経済新聞社によって行われています。組入れ銘柄は、規模や流動性、セクターのバランスを配慮して選定されます。TOPIXに比べ銘柄数がかなり少ないため特定の銘柄による価格への影響が大きいという特徴があります。

2. どんな銘柄で構成されているの?

どちらも日本を代表する株価指数である日経平均株価とTOPIX。実は中身の銘柄は結構差があります。組入上位銘柄を比較してみましょう。

左がTOPIX、右が日経平均株価の組入上位10銘柄です。こうして並べてみると、かなり中身に差があるのがお分かりいただけるかと思います。それぞれ計算方法が異なるため、TOPIXは時価総額が大きい銘柄、日経平均株価は株価が高い銘柄が上位に来るという特徴があります。

組入上位銘柄(左)TOPIX(右)日経平均株価

また、上位10銘柄が全体に占める割合がTOPIXが16.1%なのに対し、日経平均株価は33.3%と約3分の1にも上ることがわかります。もし、ユニクロを筆頭に衣料品ビジネスを展開するファーストリテイリングの株価が上昇または下落した場合、日経平均株価は影響を受けやすいということになります。

※データは全て2019年2月末時点
※上記銘柄については、個別銘柄の取引を推奨するものでも、将来の組入れを保証するものでもありません。

3. こんなにも売れている理由

では、この2つの指数に連動するETFはなぜこんなにも純資産残高があるのでしょうか?30兆円も売れている割には近所で持っている人の話をあまり聞きませんよね。それはずばり、日銀による買い入れです。日銀は金融調節の一層の円滑化を図るという目的で2010年12月からETFの買い入れを行っています。

日本に上場しているETFの純資産残高

現在は買い入れ対象が追加されていますが、買い入れが始まった当初は対象銘柄がTOPIXまたは日経平均株価に連動するものに限定されており、実に8年以上にわたりこの2つの指数に連動するETFを購入し続けているのです。

4. TOPIX・日経平均株価に連動する日興アセットのETF

日興アセットでは、TOPIXと日経平均株価への連動を目指す銘柄として以下のETFをご提供しています。

1308 - 上場インデックスファンドTOPIX(愛称:上場TOPIX)
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1330 - 上場インデックスファンド225(愛称:上場225)
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1578 - 上場インデックスファンド日経225(ミニ)(愛称:上場日経225(ミニ))
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商品概要

日経平均株価に連動するものが2銘柄ありますが、これは購入できる金額の違いです。上場225の最低投資金額*は20万円以上であるのに対し、上場日経225(ミニ)はその100分の1の2,000円程度で購入することが可能です。

日本を代表する株価指数に投資してみたい方はぜひ参考にしてみて下さい。

*最低投資金額(概算)は、2019年3月29日終値×最低売買単位。手数料などの費用は含みません。