NASDAQ100指数とは

NASDAQ100指数とは

  • 最終更新日:2024年2月9日(公開日:2021年11月22日)

NASDAQ100指数は、世界最大級の新興企業向け株式市場、米ナスダック市場に上場している企業のうち、金融業を除く時価総額上位100社の株式で構成される株価指数です。最先端技術を有するような、世界有数のハイテク企業やバイオテクノロジー企業などを多く含んでいます。

※本記事は、日興AMニュースレター「世界有数の革新的企業で構成されるNASDAQ100指数 (PDF)」「主要米株指数の中でも際立つNASDAQ100指数の魅力(PDF)」を元に編集したものです。

世界有数の革新的企業で構成されるNASDAQ100指数

ナスダック上場銘柄のうち、時価総額上位で構成される株価指数

NASDAQ100指数は、世界最大級の新興企業向け株式市場、米ナスダック市場に上場している企業のうち、金融業を除く時価総額上位100社の株式で構成される株価指数です。最先端技術を有するような、世界有数のハイテク企業やバイオテクノロジー企業などを多く含んでいます。
同指数はハイテク関連を中心に多様な業種で構成されており、銘柄数は限定的ながら、時価総額ではナスダック市場全体の81%をカバーしています。

◆NASDAQ100指数の構成銘柄数および時価総額の比率*(2023年10月末時点)

NASDAQ100指数の構成銘柄数および時価総額の比率

*ナスダック市場全体の銘柄数および時価総額はNASDAQ総合指数のものです。同指数はナスダック市場に上場する全銘柄で構成される株価指数です。
※NASDAQ100指数は時価総額上位100社の株式で構成されていますが、1社で複数の銘柄が上場している場合があるため、構成銘柄は100とは限りません。
※比率は指数の時価総額比です。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成

 

◆NASDAQ100指数の業種別構成比率(2023年10月末時点)

NASDAQ100指数の業種別時価総額構成比率

※上記は、世界産業分類基準(GICS)のセクター分類で表示しています。
※四捨五入の関係で、合計が100%とならない場合があります。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成

上位には世界的な巨大IT企業が並ぶ

同指数の構成上位銘柄には、世界的な巨大IT企業が並びます。これらの企業は、今後の社会を一変させ得る技術分野のトッププレイヤーとして、更なる成長が期待されています。


◆NASDAQ100指数の構成上位銘柄(2023年10月末時点)

NASDAQ100指数の構成上位銘柄

*議決権が付与された株式
**議決権が付与されていない株式
※記載の銘柄について、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンドにおける保有・非保有および将来の銘柄の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

定期的な銘柄入替により、厳選された成長銘柄への投資が可能

NASDAQ100指数では、毎年12月に定期的な銘柄入替が実施されます。そのため、大きな環境変化を乗り越えて成長を続ける企業が構成銘柄となっていることが多く、同指数を通じて、厳選された成長企業への投資が可能になると言えます。なお、構成銘柄が企業買収の対象となる場合などには、臨時の銘柄入替が行なわれます。

◆NASDAQ100指数の入替銘柄(2022年10月末~2023年10月末)

NASDAQ100指数の入替銘柄

*米国のゼネラル・エレクトリック
※銘柄名は信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが和訳したものであり、実際と異なる場合があります。
※記載の銘柄について、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンドにおける保有・非保有および将来の銘柄の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

過去においても、米国の成長を牽引した企業が構成上位に

時価総額の大きい銘柄で構成されるNASDAQ100指数には、その時々の米国経済の成長を牽引する、そうそうたる企業が名を連ねてきました。近年、こうした企業の成長は目覚ましく、時価総額の規模は過去10年で飛躍的に拡大しています。

◆NASDAQ100指数の時価総額上位銘柄の変遷

NASDAQ100指数の時価総額上位銘柄の変遷(2002年12月末)

NASDAQ100指数の時価総額上位銘柄の変遷(2012年12月末)

NASDAQ100指数の時価総額上位銘柄の変遷(2022年12月末)

*議決権が付与されていない株式
**議決権が付与された株式
※業種はGICS(世界産業分類基準)のセクター分類を用いて分類しています。
※時価総額は企業の全発行済株式の時価総額を記載しています。
※「アルファベット」の時価総額は、A株とC株を合計した数値です。
※銘柄名は信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが和訳したものであり、実際と異なる場合があります。
※記載の銘柄について、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。また、当社ファンドにおける保有・非保有および将来の銘柄の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

米国の主要株価指数の中でも際立つNASDAQ100指数の魅力

近年、特に注目を集めるNASDAQ100指数の上昇

米ナスダック市場に上場する時価総額上位銘柄で構成されるNASDAQ100指数は、世界を代表するテクノロジー企業を牽引役として、相対的に堅調な推移を遂げてきました。近年は、社会のデジタル化の進展とともにハイテク企業の存在感が高まり、更なる注目を集めています。

◆NASDAQ100指数の推移(1995年1月初~2023年10月末)

NASDAQ100指数の推移

※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成

米国の他の主要株価指数とは異なる特徴を備える

◆米国の他の主要株価指数との比較(2023年10月末時点)

NASDAQ100指数NASDAQ総合指数S&P500指数ダウ・ジョーンズ
工業株価平均
算出開始日 1985年1月31日 1971年2月5日 1957年3月4日 1896年5月26日
構成銘柄数* 101銘柄 3,473銘柄 503銘柄 30銘柄
対象 ナスダック市場上場銘柄
(金融業を除く)
ナスダック市場
上場全銘柄
米国の金融商品取引所
上場銘柄
米国の金融商品取引所上場銘柄
(運輸・公益事業を除く)
算出の特徴算出方法 調整済時価総額加重型 時価総額加重型 浮動株調整済
時価総額加重型
株価平均型
特徴 時価総額加重により、時価総額の大きな銘柄(大型銘柄)の動きに影響されやすいが、特定の銘柄による影響を抑制するため、定期的に構成銘柄の組入比率を調整 時価総額加重により、時価総額の大きな銘柄(大型銘柄)の動きに影響されやすい 時価総額加重により、時価総額の大きな銘柄(大型銘柄)の動きに影響されやすい 株価の平均値であるため、 株価の高い銘柄(値がさ株)の動きに影響されやすい
銘柄数が少ないため個別銘柄の影響を受けやすい
銘柄選定の
主なポイント
時価総額上位100社、毎年12月に定期的な銘柄入替を実施 対象銘柄すべて 時価総額や流動性、 セクターのバランスなどを 勘案して500社を選定 企業の評判や持続的な成長の達成度合い、投資家の関心の高さなどを勘案して選定
公表元 ナスダック ナスダック S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス

*1社で複数の銘柄が上場している場合があるため、構成銘柄数が選定された企業の数と同じになるとは限りません。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

革新的かつ堅調なファンダメンタルズを持つ企業群

NASDAQ100指数の構成銘柄は、R&D(研究開発)に費やす金額が相対的に大きい傾向があることから、イノベーションを生み出す革新的な企業が多く含まれていると考えられます。また、ファンダメンタルズが堅調であることから、大きな市場変動に対し、一定の耐性が期待できます。

指数別R&D投資金額/指数別EPSおよび売上高の伸び率

*各指数構成企業の加重平均
※NasdaqやFactsetなどの信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成

テクノロジー関連セクターの比率が相対的に高い

NASDAQ100指数は、テクノロジー関連セクターの比率が相対的に高いほか、金融セクターが除外されているなどの特徴があります。

◆指数別セクター比率(2023年10月末時点)

指数別R&D投資金額/指数別EPSおよび売上高の伸び率

※四捨五入などの関係で合計が100%とならない場合があります。
※業種はGICS(世界産業分類基準)のセクター分類を用いて分類しています。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

【ご参考】指数別構成上位10銘柄(2023年10月末時点)

(時価総額単位:10億米ドル)

NASDAQ100指数

NASDAQ100指数

※1 調整済時価総額加重型の株価指数のため、構成比率と時価総額の上位銘柄の順序が一致しない場合があります。

S&P500指数

S&P500指数

※2 浮動株調整済時価総額加重型の株価指数のため、構成比率と時価総額の上位銘柄の順序が一致しない場合があります。

ダウ・ジョーンズ工業株価平均

ダウ・ジョーンズ工業株価平均

*議決権が付与された株式 **議決権が付与されていない株式
※業種はGICS(世界産業分類基準)のセクター分類を用いて分類しています。
※時価総額は企業の全発行済株式の時価総額を記載しています。※「アルファベット」の時価総額は、A株とC株を合計した数値です。
※銘柄名は信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが和訳したものであり、実際と異なる場合があります。
※記載の銘柄について、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。
また、当社ファンドにおける保有・非保有および将来の銘柄の組入れまたは売却を示唆・保証するものでもありません。
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

【ご参考】積立投資の効果

NASDAQ100指数は、中長期的にみて相対的に高い上昇が期待できる一方、短期的には値動きが大きく、価格変動リスクが高い傾向があります。しかし、長期の積立投資を行なうことで、「時間分散」による価格変動リスクの低減が図れるほか、価格下落時には買付量が増加し、その後の上昇時に有利に働くといった効果も期待されます。

例えば2000年1月から2023年10月まで、毎月末に5万円を同指数に積立投資した場合、指数は5.7倍となった一方、積立評価額は積立元本に対し、8.2倍となりました。

各指数の積立シミュレーション(円換算ベース)/NASDAQ100指数の推移(円換算ベース)

※各指数に直接投資することはできません。
※上記シミュレーションは、積立投資の効果をお伝えすることを目的とした参考情報です。

※積立評価額および収益率は、指数をもとに算出したものです。また、手数料や税金などの費用は考慮しておりません。
※上記は各指数に対し、各月末に積立投資を続けた場合の時価評価の推移を示したシミュレーションであり、積立投資が必ず利益があがることを保証するものではありません。
●信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
上記は過去のものおよびシミュレーションであり、将来を約束するものではありません。

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