GDP世界第2位*の中国株式に投資
上場インデックスファンド中国A株(パンダ)E Fund CSI300 愛称:上場パンダ(1322)

*出所:IMF「World Economic Outlook, October 2020」

上場パンダ

  • 最終更新日:2021年1月6日(公開日:2019年06月21日)

上場パンダとは

上場パンダは、中国の株価を代表する指数であるCSI300指数に連動を目指すETFです。CSI300指数は、上海証券取引所および深セン証券取引所に上場している全A株のうち、時価総額と流動性の高い300銘柄で構成される指数です。東証上場のETFなので日本円でのお取引が可能です。

中国の市場は海外からの投資に規制があり、昔に比べればかなり緩和されたものの、なかなか個人で株の個別銘柄に投資をするのが難しい市場でした。それを解決すべく誕生したのがこの上場パンダです。

▼中国A株・B株とは

上場パンダの投資対象

上場パンダは上海と深センの証券取引所上場の時価総額および流動性の高い300銘柄に投資するETFです。

【参考】中国A株市場の規模

証券取引所名 上海証券取引所 深セン証券取引所 東京証券取引所
(東証一部)
決済通貨 人民元 人民元 日本円
上場銘柄数 1,764 2,323 2,176
時価総額 約697兆円 約517兆円 約661兆円

※2020年11月末時点
※1元=15.8円で換算
※信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成

上場パンダの指数の構成銘柄

上場パンダの連動指数CSI300指数の構成銘柄とセクター別構成比率は以下の通りです。特徴的なのが、トップ10に貴州茅台酒(2位)と宜賓五糧液(3位)という中国の特産である白酒(アルコール度数30度から50度ほどの蒸留酒)メーカーが2社、そして乳製品等を手掛ける内蒙古伊利実業集団(10位)が入っているところです。

この指数は、時価総額と流動性で組入比率を決定しているのですが、飲料・食品関連メーカーが3社も上位に入るのは人口が多い中国ならではと言えるかもしれません。

CSI300 構成銘柄トップ 10

CSI300 構成銘柄トップ 10

※2020年11月末時点
※上記銘柄については、個別銘柄の取引を推奨するものでも、将来の組入れを保証するものでもありません。

 

CSI300指数のセクター別構成比率(GICS)

CSI300指数のセクター別構成比率

※2020年11月末時点

現在の価格はどれくらい?

上場パンダの現在の市場価格は、2020年12月29日の終値で1口7,930円。実際のお取引は10口単位となるため、購入価格は8万円程度となります。

※手数料などの費用は含みません。


最新の市場価格は日本取引所グループのサイトでご確認いただけます。

上場パンダの市場価格
※日本取引所グループのサイトに移動します。一覧表の「上場パンダ」の銘柄コード(1322)をクリックしてください。

上場パンダの基本情報

上場パンダの基本情報は商品ページでご覧いただけます。

興味があっても直接投資するのはハードルが高い中国だからこそ、効率的かつ日本円で分散投資ができる ETFでの投資がおすすめです。ぜひご活用下さい。

上場パンダ

1322 - 上場インデックスファンド中国A株(パンダ)E Fund CSI300
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留意事項
商品概要



今回ご紹介した上場パンダをはじめとした日興アセットのETFの情報はこちらでご覧いただけます。

用語

中国A株・B株とは:
中国株には上海証券取引所と深セン証券取引所から成る本土市場と香港市場があります。本土市場である上海証券取引所と深セン証券取引所にはそれぞれA株とB株の2種類があり、どちらも本土企業が発行する株式が上場していますが、A株は原則的に中国の国内投資家のみが売買できます。一方のB株は外国の投資家も売買できますが、A株と比べると市場規模はかなり小さく、売買も活発ではないのが実情です。