日興アセットのETFで打線組んでみた(①:日本チーム編)
- 2018年10月18日
こんにちは!日興アセットマネジメントです。プロ野球もクライマックスシリーズに突入し、残るは日本シリーズと、とうとう今シーズンも終わりに近づいてきました。
ところで、みなさまはもうご存知でしょうか?野球にも投資にも欠かせない重要な共通点・・・そう、チームワークです。野球だって1人のスタープレイヤーの力だけではなく、個々のメンバーが補い合うことでより強いチームができるように、投資も1つの銘柄だけではなく、複数の銘柄を保有してポートフォリオを組むことが大事なのです。
今回は、日興アセットマネジメントのETFを野球選手になぞらえて、打線を組んでみようと思います。今回は第1回、日本チーム編として、「日本資産」に投資するETFをご紹介します!
チーム紹介
日本の主要な3つの株価指数に連動する上場TOPIX(1308)、上場225(1330)、上場JPX日経400(1592)がクリーンナップに入り、東証REIT指数に連動する上場Jリート(1345)がエースとなって中核を担う。そこに、上場高配当低ボラティリティ(1399)や上場日本経済貢献(1481)といったテーマ型のETFがうまくアクセントを加えることで、選手層の厚いチームが仕上がった。
※以下、
・「過去1年」とある場合は、「2017年9月から2018年8月まで」のデータ
・「リターン」とある場合は、分配金を再投資することを仮定して計算したリターン
・時点について断りがない場合は、2018年8月31日時点におけるデータ
を指します。
データは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
スタメン
1番 (中) 上場日本経済貢献 (1481)
JPX/S&P設備・人材投資指数に連動。設備投資および人材投資に積極的に取り組んでいる上場企業に投資を行う。上場してからまだ2年4か月であり、上場TOPIXや上場225と比較すると歴史は浅いものの、過去1年のリターンはレバレッジ型ETFを除けば日興アセットのETFの中で最も高い。
2番 (捕) 上場高配当低ボラティリティ(βヘッジ) (1490)
MSCIジャパンIMIカスタムロングショート戦略85%+円キャッシュ15%指数に連動。配当利回りや市場流動性の高い上場企業に投資をしつつ、株価指数先物取引で市場リスクをヘッジする。安定性の高い運用が持ち味で、過去1年のボラティリティは日興アセットのETFの中で最も低い。
3番 (遊) 上場JPX日経400 (1592)
JPX日経インデックス400に連動。資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした上場企業に投資を行う。日興アセットの日本株を投資対象とするETFの中で、純資産総額(AUM)が3番目に大きい。
4番 (一) 上場TOPIX (1308)
TOPIXに連動。東証市場第一部に上場する内国普通株式全銘柄に投資を行う。TOPIXは日本経済の動向を示す代表的な経済指標であり、このETFは、日興アセットのETFの中で純資産総額(AUM)が最も大きい。
5番 (三) 上場225 (1330)
日経平均株価に連動。東証市場第一部に上場する内国普通株式のうち、株式市場を代表する225銘柄に投資を行う。日経平均株価は日本の株価指数の中では最も長い歴史を持ち、このETFは、日興アセットのETFの中で純資産総額(AUM)が2番目に大きい。
6番 (左) 上場高配当 (1698)
東証配当フォーカス100指数に連動。時価総額および予想配当利回りの比較的高い上場企業や不動産投資信託(REIT)に投資を行う。株式と不動産投資信託(REIT)双方に投資を行うのは、日興アセットの日本資産に投資するETFの中でもこれだけ。
7番 (二) 上場高配当低ボラティリティ (1399)
MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数に連動。配当利回りや市場流動性の高い上場企業に対し、ボラティリティが低く抑えられるよう組み合わせて投資を行う。
8番 (右) 上場TOPIX(除く金融) (1586)
TOPIX Ex-Financialsに連動。TOPIXの構成銘柄の中から、「金融業」(「保険業」、「銀行業」、「証券、商品先物取引業」、および「その他金融業」)の業種に属する銘柄を除いた銘柄に投資を行う。ダブルギアリング規制*の対象となる機関投資家(金融機関)向けに誕生した異色のETF。
*バーゼルⅢの諸規制のひとつで、金融機関の資本の質向上を目的としたもの。金融機関が他金融機関の株式(普通株式)に投資を行った場合、その投資額を自己資本から減額する必要がある。
9番 (投) 上場Jリート (1345)
東証REIT指数に連動。東証市場に上場するすべての不動産投資信託(REIT)に投資を行う。日興アセットのETFの中で、純資産総額(AUM)が3番目に大きい。
控え 上場日経225(ミニ) (1578)
上場225と同じく、日経平均株価に連動。しかし、上場225と比較して最低投資金額が小さい(上場225は20万円以上、このETFは2,000円以下)ことが特徴である。上場225は約230,000円から投資ができるのに対し、このETFは約2,000円から投資ができる。
控え 上場日経2倍 (1358)
日経平均レバレッジ・インデックスに連動。このETFの騰落率が日経平均株価の2倍の騰落率となる(日経平均株価が5%下がればこのETFは10%下がり、日経平均株価が10%上がればこのETFは20%上がる)ように投資を行う。過去1年のリターン・ボラティリティともに日興アセットのETFの中で最も高い、ハイリスクハイリターンなETFである。
いかがでしたでしょうか。ひと口に日本資産に投資するETFといっても、実に多様なETFがあることがお分かりいただけたかと思います。もし気になるETFがあれば、是非みなさまのポートフォリオに加えてみてください。
次回は「世界チーム編」と題し、外国資産に投資するETFについてご紹介したいと思います。お楽しみに!