【ダウ平均に連動するETF】上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし/あり
~「為替ヘッジなし」が12月16日東証に新規上場、「為替ヘッジあり」は信託報酬引き下げ~
- 2022年12月12日
「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)」と「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジあり)」はダウ平均への連動を目指すETFです。本記事では、「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」についてご紹介します。
上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし (愛称:上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし))
商品概要(手数料等)/留意事項(リスク)
上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり (愛称:上場ダウ平均米国株(為替ヘッジあり))
商品概要(手数料等)/留意事項(リスク)
目次
「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」とは?
米国を代表する株価指数「ダウ平均」に連動するETF
ニュース等でもよく耳にする「ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均)」は、米国を代表する株価指数の一つです。
構成銘柄は30銘柄で、米国を代表する企業の中でも厳選された企業が組み入れられています。同じく米国を代表する指数である「S&P500」(構成銘柄数:約500銘柄)や、日本を代表する日経平均株価(構成銘柄数:225銘柄)、TOPIX(構成銘柄数:約2000銘柄)と比較しても銘柄が少ないのが特徴です。
構成銘柄には、ボーイングやアップル、マクドナルド等、私たちにとって身近なグローバル企業が名を連ねています。
※上記銘柄については、個別銘柄の取引を推奨するものでも、将来の組入れを保証するものでもありません。
*2022年11月末時点。日興アセットマネジメント調べ。
少額からの米国株投資
比較的少額から購入できます。ETFは、東証に上場している金融商品ですので、国内株式と同様にお取引いただけます。
コード | ファンド名 | 最低取引金額* |
---|---|---|
2235 | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし | 20,000円程度 (上場日時点) |
2562 | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり | 28,565円 (2022年11月30日終値×最低売買単位10口) |
*手数料などの費用は含みません。
運用ニーズに応じて選択できる「為替ヘッジなし」と「為替ヘッジあり」
「為替ヘッジなし」と「為替ヘッジあり」の2つのタイプがあります。
為替変動の影響を直接受けることで、円安時に為替差益が期待できる「為替ヘッジなし」と、為替変動リスクの軽減を図る「為替ヘッジあり」があり、お客さまの運用ニーズに応じてお選びいただけます。
信託報酬はダウ平均連動型の東証ETFで最低水準*1
信託報酬は、年率0.275%(税抜0.25%)です。ダウ平均に連動する東証上場ETFの中では最低水準となっています。
*2022年12月12日時点。日興アセットマネジメント調べ。
『二重課税調整』の対象ファンド
当ETFは『二重課税調整』の対象ファンドです。投資家の皆さまにメリットをご享受いただけるように米国現地での分配金への課税を日本で調整できる仕組みとしました。
決算は1月と7月の年2回
当ETFは1年に2回、毎年1月8日、7月8日に決算日があり、分配金が支払われます。
※「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)」の初回決算は、2023年7月8日です。
※分配金額は収益分配方針に基づいて委託会社が決定しますが、委託会社の判断により分配金額を変更する場合や分配を行なわない場合もあります。
ダウ・ジョーンズ工業株価平均(ダウ平均)とは?
ダウ平均の概要
ダウ・ジョーンズ工業株価平均とは、米国の金融商品取引所に上場する銘柄のうち、主要セクター(輸送および公共事業を除く)を代表する同国の優良企業30社で構成された株価平均型の指数です。
構成銘柄の選出にあたっては、企業の持続的な成長性や投資家の関心の高さなどが考慮されます。
1896年に算出が開始された、世界で最も長い歴史を有する株価指数のひとつです。
項目 | 内容 |
---|---|
名称/ティッカー | ダウ・ジョーンズ工業株価平均/DJI(米ドル建て、配当再投資を行わない価格指数) |
特徴 | ・ダウ平均の組入銘柄を選択する際の母集団は、S&P500の構成銘柄になります ※ただし、世界産業分類基準(GICS)の運輸及び公益事業に分類される銘柄は除きます ・構成銘柄は主として、企業の評判が高く、持続的な成長を達成し、多くの投資家が高い関心を示すものに限られますまた各企業は米国で設立されかつ米国に本店を構え、売上高の大部分が米国からもたらされている必要がありますさらに指数内で適切な業種配分を維持できることも考慮されています ・銘柄選択は定量的なルールに従ったものではなく、銘柄入替は必要に応じて行われます(1年または半年など定期的な見直しを行うわけではありません) |
構成銘柄数 | 30銘柄(詳しくはダウ平均の構成銘柄一覧をご参照ください) |
指数の計算方法 | ・株価加重方式で計算されています。具体的には、全構成銘柄の株価を合計し、それを除数で割った値です ※除数は0.151727519です(2022年11月30日現在) |
算出開始日と指数値 | ・1896年5月26日を基準日として算出を開始、40.94米ドルでスタートしました ・現時点の指数値は、34,589.77米ドル(2022年11月30日現在)です |
評価通貨 | 米ドル |
計算・公表の頻度 | ・1日に1度、構成銘柄の株価終値に基づいて指数の終値が計算されます ・リアルタイム指数が、米国の取引時間中に計算されています |
指数の算出要領 | S&P ダウ・ジョーンズ作成の「ダウ・ジョーンズ平均 メソドロジー」に記載されています WEBサイト(PDF) https://japanese.spindices.com/documents/methodologies/methodology-dj-averages-japanese.pdf |
ダウ平均の構成銘柄一覧・業種別構成比率
構成銘柄一覧
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成。データの基準日は2022年11月末。
・上記銘柄はダウ平均の構成銘柄を示したものであり、その売買を推奨するものでも、将来の価格の上場または下落を示唆するものでもありません。これらの数字は過去の実績値であり、将来の成果を保証するものではありません。
業種別構成比率
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成。データの基準日は2022年11月末。
・「業種」は「世界産業分類基準(Global Industry Classification Standard))に基づくものです。これらの数字は過去の実績値であり、将来の成果を保証するものではありません。
構成銘柄の入れ替え
2010年~2022年の12年間で、ダウ平均の銘柄入替は6回行われ、 計10銘柄が入れ替えられました。
2015年3月にAT&Tがアップルに入れ替えられたイベントは、市場の関心を集めました。
(アップルは2014年6月に株式分割を行った後、2015年3月にダウ平均に採用されました。)
2010年以降のダウ平均の銘柄入替
◆銘柄入替のタイミングは、ルール上、特に定められていません。
◆指数計算上の銘柄入替は採用日の前営業日の大引け後に行われます。
*信頼できると判断した情報をもとに日興アセットマネジメントが作成
*上記に記載の米国株式銘柄はダウ平均の銘柄入替の例を示すためのものであって、売買を推奨するものでも、将来の価格の上昇または下落を示唆するものでもありません。
「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」と対象指数の概要
「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」の概要
項目 | ||
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銘柄名 | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり |
銘柄コード | 2235 | 2562 |
連動を目指す指数 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て) | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ) |
手数料等 | 商品概要 | 商品概要 |
リスク | 留意事項 | 留意事項 |
上場日 | 2022年12月16日予定 | 2020年3月18日 |
上場取引所 | 東京証券取引所 | |
取引所売買単位 | 10口 上場当初の最低投資金額は約20,000円 |
10口 |
決算日 | 毎年1月8日、7月8日 | |
信託報酬 | 年率0.275%(税抜0.25%) | |
インディカティブNAV | 商品ページの基本情報で確認できます。 ※上場日以降に表示されます。 |
商品ページの基本情報で確認できます。 |
マーケットメイク制度 | スポンサードマーケットメイク制度を利用予定 | ETFマーケットメイク制度Version 2.0を利用 ETFマーケットメイク制度Version 2.0 ※日本取引所グループのサイトに移動します。 |
取得場所 | 証券会社 | |
市場価格 | 商品ページの基本情報で確認できます。 ※上場日以降に表示されます。 |
商品ページの基本情報で確認できます。 |
販売用資料 | 【販売用資料(PDF)2022年12月】 |
対象指数の概要
項目 | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジなし | 上場インデックスファンド米国株式(ダウ平均)為替ヘッジあり |
---|---|---|
名称 | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て) | ダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ) |
ティッカー | DJIAJT Index | DJIBJTH Index |
計算・公表の頻度 | ・1日に1度、ダウ平均の終値に基づいて計算されます ・ダウ平均を円換算した指数です。為替レート(スポット、フォワード)の計算には、ダウ平均の終値が確定した翌営業日の日本時間午前10:00のTTM(対顧客電信売買相場の仲値)を採用します ・ただし、米国株式市場が営業日であっても日本市場が休場の場合は、為替レートが取得できないため指数値は計算されません(例:日本のゴールデンウィークなど) ・リアルタイム指数の算出は、現時点では行われていません(2022年11月30日現在) |
|
指数算出基準日 | 2003年12月1日 | 2006年6月1日 |
現在の指数値 | 4,701,100(2022年11月30日現在) ※算出基準日である2003年12月1日は1,076,071 |
2,735,092(2022年11月30日現在) ※算出基準日である2006年6月1日は1,162,491 |
指数の算出要領等 | 以下のWEBサイトにおいて公表されています。 https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/equity/dow-jones-industrial-average-ttm/#overview |
以下のWEBサイトにおいて公表されています。 https://www.spglobal.com/spdji/en/indices/custom-indices/dow-jones-industrial-average-jpy-hedged-ttm-japan-calendar/#overview |
出所:S&P、ブルームバーグの資料・データ等より日興アセットマネジメントが作成。
連動対象指数のパフォーマンス
ダウ平均(ドル建て、円建て為替ヘッジあり及び円建て為替ヘッジなし)のパフォーマンス推移
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成
・2006年6月1日を100として指数化。
円投資のダウ平均と為替の関係
ドル円の為替レートの推移
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成
ドル円の為替ヘッジコストの推移
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成
・「為替ヘッジコスト」は、3か月物
円投資と現地通貨ベース投資のリターン比較
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成
円ヘッジ投資と現地通貨ベース投資のリターン比較
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成
※ グラフおよびデータは過去のものであり、将来の運用成果などを約束するものではありません。
ダウ平均と他の資産との相関関係
出所:ブルームバーグのデータを元に日興アセットマネジメント作成。
※日本国債(10年)はS&P カレント10年日本ソブリン債指数、米国債(7-10年)はS&P 米国債 7-10 年指数(TTM、円建て)、先進国債券はFTSE世界国債インデックス(除く日本、円ベース)、新興国債券はブルームバーグ自国通貨建て新興市場国債・10%国キャップ・インデックス(円ベース)、日本株式は東証株価指数(TOPIX)、ダウ平均はダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て)、ダウ平均円ヘッジはダウ・ジョーンズ工業株価平均(TTM、円建て、円ヘッジ)、先進国株式はMSCI-KOKUSAIインデックス(円ベース)、新興国株式はMSCIエマージング・マーケット・インデックス(円ベース)、Jリートは東証REIT指数、米国リートはFTSE Nareit Equity REITs インデックス(TTM 円建て)。すべてトータルリターンを使用。
「上場ダウ平均米国株(為替ヘッジなし)/(為替ヘッジあり)」はどこで買える?
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